数少ないコロナ後遺症の専門外来には多くの患者が訪れ、逼迫しているという報道を耳にした人も多いだろう。
事実、コロナ後遺症は世界中で研究が進んでいる。イギリス国歌統計局の調査では、全国民のうちでコロナ後遺症になっている人の割合は約3%。
オランダ・フローニンゲン大学の約7万6000人を対象とした調査では、後遺症の長期(90~150日)発生率は12.7%。
そのほかの多くの研究を含めると、後遺症の発生頻度は5~30%となる。
日本国内の新型コロナウイルス感染者数は累計約3282万人(2023年2月7日現在)このうち仮に10%の後遺症が出たとすると、後遺症で苦しむ人の数は約328万人だ。
2020年3月に「コロナ後遺症外来」を開設した、ヒラハタクリニックの平畑光一院長によれば「コロナ後遺症の患者数は増え続け毎日100人弱の診察をしています。
1年以上も辛い症状に悩んでいる方もいます」とのこと。
科学雑誌「Nature」には、感染から2ヶ月以内に後遺症の症状が現れた約1000人のうち、1年後も症状が続いている人は85%にも上るとの報告があった。
ヒラハタクリニックの独自集計によると、コロナ後遺症の症状はグラフのとおり。
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「ほとんどの患者さんは複数の症状に悩まされ、中には10以上の症状が出る人もいます。
オミクロン株になって感染直後の症状は軽くなったとされますが、後遺症の重さはオミクロン以前も以後も変わりません。
また、海外の報告では、感染を重ねるごとに後遺症が出やすくなるとされています」(平畑院長)
コロナ後遺症は、倦怠感や気分の落ち込み、思考力の低下など、メンタル不調と似た症状が多いという傾向がみられる。
そして同院をコロナ後遺症で受診した約5000人のうち、凖寝たきり以上の状態になった人の割合は約4割にのぼるという。
「凖寝たきりとは、『調子がよいときに皿洗い程度の軽作業が何とかできる』という状態です。
コロナ後遺症によって休職する人の割合は4割以上、解雇・退職・廃業に追い込まれた人は8%も存在します」
引用元: ・【長期化するコロナ感染後遺症のリアル】若くても凖寝たきり・・・休職、失業するリスクも [クロケット★]
つまり、夜は寝たきり
時は流れて行くんだよ
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