https://newsdig.tbs.co.jp/articles/bss/330961
鳥取県米子市では今、全市民に2200円分の「おこめ券」が配られています。家計にうれしい支援策ですが、その一方で、困惑する事態も発生しています。
米子市民は14万人以上。配達を担当する郵便局は、「史上最高の忙しさ」となっています。
午前9時、米子郵便局の集配分室。
次々とバイク便が配達に出発していきます。
この日は90台が出動。普段より10台から20台も多いということなんです。なぜこんなにも大忙しなのかと言うと…
(米子郵便局 山本忠志 総務部長)
「米子市役所様からお預かりした、おこめ券ゆうパックの配達をしているからです」
米子市は物価高騰に伴う生活支援策として、全市民に1人2200円分の「おこめ券」の配布を決定。今月から郵便局の配達が始まっています。
世帯主にまとめての配達とは言え全市民はおよそ14万6000人。多忙になるのは当たり前ではありますが、さらに忙しくなっている原因が…
(米子郵便局 山本忠志 総務部長)
「今回はおこめ券ゆうパックということで、ゆうパックで差し出されていますので、対面で受領印をいただくようになっております」
「おこめ券」は金券ということもあり、ポストに投函されるわけではなく、対面での受け取りが必要な「ゆうパック」。
受け取り主がいなければ「不在票」が届けられることになるため、再配達を頼む人も相まって、日々すさまじい配達量になっているといいます。
このためバイクの増便では追い付かず、米子郵便局では、急きょ隣県の岡山から集配車を14台も借りました。
さらに普段は配達をしていない事務担当の局員も配達に加わるなど、今月は総動員で「おこめ券」を配布。
米子郵便局では「史上最高の忙しさ」になっているそうです。
そして、異変は郵便局自体にも。駐車場に入りきらない車が行列を作る日々が続いています。
(薄井靖代キャスター)
「郵便局には、このような緑の不在票を持った方が次々と訪れています」
受け取りの列に並んでいる人の多くが持っている「緑の紙」。これが、おこめ券専用の不在票です。分かりやすいよう色を付け、あらかじめ差出人が印刷してあります。
(「お米券」を受け取りに来た人)
「日曜日に来た時は、みんな取りに来られたんかなと思うくらいいっぱいだったんですよ。それできょうたまたま休みだったので、取りに来ました」
平日でもひっきりなしに人が受け取りにやってきます。そのため土日はというと…。
(薄井靖代キャスター)
「通常土曜日・日曜日は窓口などで対応していますが、今回は人が多く来るということで、特設ブースを設けて対応しているということなんです」
⬛自宅に突然「おこめ券」 詐欺を疑う問い合わせも…
そして今回の「おこめ券」。突然家に金券が送られてくるということもあり、市には「詐欺」を疑う問い合わせも相次いでいるそうです。
(米子市 経済戦略課 岩田羊平室長)
「おこめ券が届くと、「何だこれは?」となって問い合わせの電話が結構入ってきています。詐欺とかではないので安心して受け取っていただければと思います」
「そんなに混んでいるのなら少し落ち着いてから受け取ろう」。
そう考える人もいるかもしれませんが、郵便局での保管期限が過ぎると「おこめ券」は市に送られることになっているため、市では、なるべく早く受け取ってほしいとしています。
※全文はソースでご確認ください
引用元: ・【おこめ券】全市民配布政策で盲点…大量すぎて郵便局パニック 「詐欺か」と怪しむ市民も 鳥取県米子市 [煮卵オンザライス▲★]
うちんとこ市から全員に金券届いたけど何も混乱してなかったぞ
(一般論です)