話題となっているのは、会見に臨んだJAXAの岡田匡史プロジェクトマネージャーと共同通信社記者のやりとり。
JAXA岡田氏が一貫して発射できなかったことを「中止」と説明したのに対し、記者は「一般にいう失敗なんじゃないか」と繰り返し問い続け、最後に「わかりました。それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」などと突き放すように切り上げた。
この場面がネットで拡散、テレビや新聞でも報じられたことから、《この記者は何様なのだ》、《何を聞きたいのかな。文系記者なのかな。理系であれば、なるほど、大事にならずに済んで良かったと思うはずだが》、《「失敗」と書きたいがための質問? それよりも、これからどうするという方が大事でしょ》、《科学・化学を知らないんじゃないかな》などと疑問や批判の声が上がった。
打ち上げ「中止」なのか「失敗」なのか……SNSでは識者らが、JAXAの「話法」に問題があると指摘している。太平洋戦争で当時の日本軍大本営は、作戦失敗による退却や撤退でも「退却」「撤退」とは呼ばず「転進」を使った。部隊の「全滅」は「玉砕」と表現した。これらは言葉を操作して組織のメンツを守る話法で、当時の新聞やラジオはこうした大本営発表をタレ流した。
今回批判された記者は、JAXAの“大本営発表”のような説明に納得が行かず、執拗に食い下がったとも取れる。今どき、会見の様子はネットですぐに拡散される。発信する側は、訴えたい部分を都合良く簡単に切り取ることも可能だ。JAXAの会見も、記者の最後のひと言「わかりました。それは一般に失敗といいます。ありがとうございます」だけが切り取られて拡散された一面もある。
ロケット本体そのものが破壊されずに済んだのは何より。22年ぶりの新型ロケット。コンピューターソフトが更新されるたび、ちょっとした「バグ」(瑕疵)が起きている状況を考えれば、「超」がつく精密機器の集合体でもあるロケットの発射が、むしろ大事故を起こす直前に「制御」されたのだから。
JAXAは「できるだけ早く(トラブルの原因を)究明して打ち上げに臨みたい」とし、予備期間の3月10日までの打ち上げを目指すというが、H3ロケットの開発費はすでに2千億円を超えている。
日刊ゲンダイ
更新日:2023/02/19 06:05
https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/318972
引用元: ・H3ロケット発射「失敗」を「中止」と…JAXAが一貫した“組織のメンツを守る”話法 [七波羅探題★]
世界に誇れる花火職人のが優秀だわ
腐っても日本の研究開発機関だからね
失敗する前に止めることを中止として使い分けてるんだろ
状況が違う結果を同じ失敗という言葉で表現するのは
表現として分かりにくいし浅はか
今回については、記者の態度の悪さについても非難されている
その問題を語るのに、そこらへんを全てすっ飛ばして太平洋戦争を持ち出すとか
マスコミのレベルの低さという問題をごまかそうとしてるんだろうけど、呆れて笑ってしまうレベルの低さだわ
お前はJAXAの大本営発表を擁護してるだけじゃん
3月10日までに調整間に合うんか?
無理じゃね?