【岡山】「裸祭り」熱狂戻った?　“日本三大奇祭の1つ”

裸の男たちで、むせ返る熱気。
18日の夜、岡山市の西大寺観音院で「日本三大奇祭」の1つといわれる「会陽(えよう)」、通称「裸祭り」が行われた。
参加した男性「コロナ禍でできなかったことが、できるようになり、すごく感動している」
裸祭りは、500年以上続く伝統の祭り。
新型コロナウイルスの影響で、一般公開が中止されていたが、2023年、3年ぶりに裸衆が練り歩く「地押し」が公開され、およそ2万人を超える参加者と観客が集まった。
興奮が頂点に達するのは、午後10時。
コロナ前は例年、ある争奪戦が繰り広げられていた。
ひしめき合い、殺気立つ裸衆。
明かりが消されると、上から投げ落とされたのは「宝木(しんぎ)」。
手にしたものが、「福男」になれるという。
2023年は、どんな争奪戦になったかというと…。
落とされた宝木は、2023年の祝主を務める2つの企業の代表が、白い布で受け取る形となった。
勇猛な福男は誕生しなかったが、完全な「裸祭り」ができる日は徐々に近づいている。

ソース　https://www.fnn.jp/articles/-/489041