https://bunshun.jp/articles/-/60799
■働かないおじさんは「呪いの言葉」
「働かないおじさん」という世間に流布する言葉は、ただの言葉ではありません。人の内面に入り込み、周りに伝染させる威力を持つ、「呪いの言葉」です。
「あれこれ試してみたんですが、ダメですね。っていうか、客観的に見ると、私も何もしていないと思われているんじゃないかって。私がここにいること自体がお荷物なのか? 周りとか関係ないと思えば思うほど、気になってしまうんです」
こう切り出したのは、某大手企業に勤めていた白木さん(仮名)、50代の男性です。白木さんは昨年、系列会社に出向になりました。役職定年をして、1年後の出来事です。片道、格安切符の辞令に、「ついに用無しか……」と落胆する一方で、「新天地はリセットするきっかけになる」と決意を新たに意気込みました。
ところが、がんばれど、がんばれど手応えがない。自分に注がれる周囲の“まなざし”に自尊心が揺らぎ、真っ暗闇の回廊に入り込んでしまったそうです。
──関連会社への異動の辞令が出たときはショックでした。人事部長は「営業を強化したいので、これまでの経験を生かしてください」と言うけれど、実際には「うちの会社にアナタの居場所はない」という最後通告です。会社に迷惑をかける失敗をしたわけでも、損失を出したわけでもない。なぜ、私なのか? と悔しさ、怒りで混乱しました。でも、その一方で、人事部長の言葉にすがる自分もいたんです。
この1年間は屈辱の連続でしたからね。以前は、メールをチェックするために早めに出社したけど、役職を外れるとメールのCCからも外される。露骨ですよね。社外の人に連絡する事案もない、会う約束もない。今日中にやらなきゃいけない仕事もないし、会議もありません。
なので、出向はリセットするチャンスだと、不思議とそう思えた。
河合さんのコラムに、50歳の最大の武器は暗黙知だって書いてあったので、それに背中を押されました。自分が長年培ってきた知見を新天地で最大限に生かそう。よし、やってやろう! って、意気込みました。
ところが異動してみると、現実はそんなに甘くなかった。営業強化って言われていたのに、実際は事業を縮小させるのが私の役目でした。不採算部門をなくして、人減らしをする。……最悪です。でも、私はこれ以上会社の言いなりになりたくなかったので、必死で争いました。どうにか結果を出して、事業縮小をとどまらせてやろうと思ったんです。
社内には、グループ会社から追いやられた社員や、役職定年で現場に舞い戻った人がかなりいたので、まずは、彼らのモチベーションを上げることから始めました。責任ある仕事を任せたり、企画を出してもらったり。彼らに危機感を持ってもらいたかったので、話をする機会も積極的に作りました。
自分ではあれこれ手を尽くしたつもりです。なのに、まったく手応えがない。想像以上に手強かった。私に敵意をむき出しにする人もいました。
で、ふと思った。
あれ? ひょっとすると、私も彼らと同じなのか? って。自分ではあれこれやっているつもりでも、客観的に見ると、何もしていないと思われているんじゃないか? 私がここにいること自体がお荷物なのか? って。周りとか関係ないと思えば思うほど、気になってしまって。もう、心が折れそうです。
やる気満々だった白木さんを苦しめている“まなざし”。それは、社会に根深く刷り込まれた「50歳過ぎたら用無し」という空気感です。
「追い出し部屋」という、陰湿さとやるせなさが漂うその“部屋”の存在が、大々的に報じられたことを覚えていますか。
今から10年前の2012年の年の瀬。大手全国紙に、当時赤字にあえいでいたパナソニックグループの中に「従業員たちが『追い出し部屋』と呼ぶ部署がある」という文言で始まる記事が掲載されました。
当時の私のメモによれば、「100台ほどの古い机とパソコンが並ぶがらんとした室内に、さまざまな部署から正社員113人が集められ、退職強要とも受けとめられる“業務”を課せられている」といった、企業の卑劣なやり方が、その記事には記されていました。
会社側は、「新たな技能を身に付けてもらい、新しい担当に再配置するための部署。会社として退職を強要するものではない」と説明。しかし、集められた社員の中には「希望退職するか異動を受け入れるか」の二者択一で配属されたケースもあった。
似たような部署はソニーグループ、NECグループ、朝日生命保険などにもあり、自分自身が社外での自分の出向先を見つけることを「業務内容」としている会社もあったと報じられました。
※以下出典先で
引用元: ・【社会】「50代のおじさんなら叩いてもいい」と考える日本社会の歪み/文春オンライン [七波羅探題★]
オッサンだけは絶対に雇わないって言ってた。
過去に雇った事あるけどオッサンがホールに立ってるだけで顕著に売上が下がったから
辞めてもらおうと話し合いしたけどメチャクチャ揉めたらしくもうコリゴリだって。
オッサン雇うぐらいなら若い外国人の方が100倍マシというのは飲食店経営者の間では
常識らしいぞ。
物理的に
そもそも店始めてから
そんな常識に気がついた時点で。。。
と考える美少女(女子高生)
というか現状で普通に叩いてるぞw