“天下を取った唯一の女性ピン芸人”、山田邦子(62)に再ブレイクの兆しが見えるという。
昨年12月の「M-1グランプリ2022」に審査員として登場し、久しぶりに脚光を浴びた。あれからわずか2カ月、彼女は次々とバラエティ番組などに出演している。
彼女が最近出演した番組は以下の通りだ。
●2月10日「中居正広の金曜日のスマイルたちへ」(TBS)
●2月13日「ナイツ ザ・ラジオショー」(ニッポン放送)
●2月14日「ありえへん∞世界」(テレビ東京)
●2月18日「久保みねヒャダこじらせナイト」(フジテレビ)
●2月19日「のど自慢」(NHK総合)※川中美幸とデュエット
●2月23日「林修のニッポンドリル」(フジ)※VTR出演
かつての売れっ子ぶりが再来したかのようだ、と感じるのは40代以上の視聴者だろうか。
民放ディレクターは言う。
「全盛期は週に14本ものレギュラー番組を抱えていましたから、まだまだこんなものではありません。とはいえ、いよいよ山田邦子の再ブレイクが本格化してきたと、業界では話題になっています。NHKの『のど自慢』に川中美幸と共に出演したのも、デュエット曲が2月8日に発売されたばかりのタイミングでした」
中でも注目されたのは10日放送の「金スマ」だった。
「『金スマ』がゲストに呼ぶのは、今が旬とか、これから話題になるといったタレントなので、業界でも注目されます。しかも今回、邦子さんは、単独でのゲストでした」
その内容も、「M-1グランプリ」をきっかけに大注目された“山田邦子とは一体何者!?”というテーマで、若い視聴者は知らない彼女の足跡を振り返る企画だった。
「上沼恵美子さんの代わりに『M-1』審査員に決まった当初は、『山田邦子に務まるわけがない』『レベルダウン』『誰?』という声が少なくありませんでした。実際の審査も、最低84点、最高95点という振り幅の大きい“ブレブレ採点”だったため、一部には批判の声もありました。ところが、他の審査員に合わせない独自の採点基準に“新鮮さ”を感じる視聴者が多かったようで、審査員デビューとしては成功だったと言われています」
「金スマ」でも「M-1」の“ブレブレ審査”(もちろん番組内の言葉ではない)について訊かれ、山田はこう答えた。
山田:(他の)審査員もピリピリしてて無難な点数つけるから、つまんないんだよね! (自分が)居たか居ないんだかわかんないんじゃ、つまらないしね!
考えあっての採点だったようだ。
「大物感も復活しているようですね。番組では8年連続で好きな女性タレントのランキング1位に君臨するまでを振り返り、視聴率も世帯6・9%、個人4・0%、コア3・1%とまずまずの結果でした(ビデオリサーチ調べ、関東地区)」
終盤は、山田とは数々の番組で共演し、昨年11月に亡くなった渡辺徹との友情という綺麗な終わり方だった。
「彼女の結婚式の司会が渡辺さんだったことにも触れましたね。もっとも、結婚のお相手については触れなかった。かつて『金スマ』には、制作プロダクションのゴッズダイナミックワールドが制作協力としてクレジットされていました。その社長こそが、邦子さんが“略奪婚”した夫です。彼女がレギュラー番組を失ったのは乳がんを患ったこともありますが、この略奪婚報道や、そのネタを追う芸能リポーターを罵倒したことで好感度が下がったことも一因でした。もっとも、今の『金スマ』には夫の制作会社はクレジットされていません。再ブレイクと見ていいと思います」
https://news.yahoo.co.jp/articles/74a3a637238ec11f0107bdd5472b3add50f2f592?page=1
>>2以降に続く
引用元: ・【芸能】「山田邦子」が再ブレイク これから出演したら間違いなく話題になる番組が1つある [jinjin★]
「彼女の語るエピソードは、昭和、平成、そしてZ世代と、家族3世代で楽しめるテーマでもある。今後は日テレ系なら『踊る! さんま御殿!!』や『上田と女が吠える夜』、『ダウンタウンDX』、TBS系なら『週刊さんまとマツコ』、フジなら『人志松本の酒のツマミになる話』や『ワイドナショー』などが声をかける可能性がありますね」
もう1本、彼女が出演するかどうか気になる番組があるという。
「『マツコ&有吉 かりそめ天国』(テレビ朝日)ですね。有吉弘行さんはかつて邦子さんが所属していた太田プロダクションの後輩にあたりますが、2019年、彼女の独立騒動が持ち上がった時、有吉さんは独立が決定事項のようにラジオで喋ってしまった。有吉さんとしてはシャレのつもりだったんでしょうが、これがきっかけで犬猿の仲になったと言われています。『かりそめ天国』で、たとえVTR出演でもいいので邦子さんと共演し、それに有吉さんがコメントするとなれば、大きな話題になるでしょう」
【了】