https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/348776
去年11月、97歳の男が運転する車が歩道に突っ込み、5人が死傷した事故の裁判で、被告の男は起訴内容を認めました。
過失運転致死傷の罪に問われているのは、福島市北沢又の無職・波汐國芳(なみしお・くによし)被告(97)です。
起訴状によりますと、波汐被告は去年11月19日、福島市の市道を車で運転中に歩道を走り、ブレーキと間違えてアクセルを踏み込んで時速60キロまで加速し、歩道を歩いていた女性をはねて死亡させたほか、4人にけがをさせたとされています。
28日午後2時から福島地裁で開かれた初公判で、波汐被告は杖をついて1人で証言台に立ち、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
開廷後、裁判官に名前を聞かれた際には「はい?」と聞き返し、本籍の「福島市」を「いわき市」と言い間違える場面も見られました。
28日の裁判では、波汐被告の被告人質問が行われ、弁護士から事故を起こしたことをどう思っているか問われると「本当に愚かなことをした。ものすごく反省している。でも車を運転しなければどこにも行けない」と答えました。
また、検察から歩道に乗り上げた理由を問われると「それは運転ミス。運転が未熟だった」と述べ、ブレーキとアクセルを踏み間違えた原因については「ブレーキとアクセルが近いところにあるから。そして慌てていたから」と答えました。
被告人質問の前には、波汐被告の娘が証言台に立ち、「月に1回ほど父の運転する車に乗り、普段はわからなかったが、車庫入れの際にぶつかりそうになったことで車を運転しないようにと言った」などと証言しました。そして「もっと早く運転をやめさせるべきだった。反省しています。申し訳ありませんでした」と謝罪しました。
次回の裁判は3月15日に行われ、亡くなった女性の夫が意見を陳述する予定です。
【福島市97歳暴走死傷事故】
・去年11月19日 福島市の市道で波汐被告が運転する車が歩道を走行、歩道を歩いていた42歳の女性がはねられ死亡。信号待ちの車にも衝突し、4人が軽傷。波汐被告を過失運転致死の疑いで逮捕。
・去年12月5日 波汐被告を事故現場に立ち会わせ、実況見分。足元はおぼつかず、車を乗り降りする際には、捜査員に支えられていた。
・去年12月9日 波汐被告を過失運転致死傷の罪で起訴。
・去年12月14日 福島地裁が波汐被告の保釈を認める決定。保釈保証金は200万円。16日に保釈。
引用元: ・【福島】「愚かなことをした。でも運転しなければどこにも行けない」97歳暴走5人死傷事故、起訴内容認める 波汐國芳被告 [七波羅探題★]
なんであんなに叩かれたの?
市に住んでる97歳が運転なんかするな
この人に免許更新を認めていた団体も責任があるだろう
ローカル交通網の構築は首長の責務、物流を含む