【訃報】デヴィッド・リンドレー氏が死去、78歳　ソフトロックのサウンドを形作ったマルチ・インストゥルメンタリスト

■リンドレーは、ジャクソン・ブラウン、ドリー・パートン、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、TOTO、ロッド・スチュワート、ジョー・ウォルシュらとコラボレーションしている。

70年代から80年代にかけての多作とコラボレーションで知られる著名なセッション・ミュージシャン、デヴィッド・リンドレーが78歳で亡くなったとローリング・ストーン誌が確認した。死因は明らかにされていない。

60年代から活躍したリンドレーは、フィドルやギターなどの弦楽器を演奏するスキルで、ジャクソン・ブラウン、ドリー・パートン、ボブ・ディラン、ブルース・スプリングスティーン、TOTO、ロッド・スチュワート、ジョー・ウォルシュといったアーティストに欠かせないコラボレーターとして人気のセッションミュージシャンだった。

「デヴィッド・リンドレーの損失は大きい」と歌手のジェイソン・イズベルはツイッターに書いた。「彼の影響がなければ、僕の音楽は全く違う音になっていただろう。初めて聴いたときから、純粋に彼の演奏に夢中になっていた。その男は巨人だった。」

リンドレーは、1970年代のソフトロックのサウンドを形作ったセッションミュージシャンのクルー、ザ・セクションの他のメンバーとともに、スタジオで作業する姿をよく見かけました。1975年にリンドレーを雇ったデヴィッド・クロスビーは、2013年、ローリング・ストーン誌にこう語っている。「あなたは彼らに何を演奏するか指示する必要はなかった。君は彼らに歌を歌い、邪魔をしないようにしたんだ。」

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