レッドソックスの吉田正尚外野手(29)が、20日(日本時間21日)本拠地でのツインズ戦に「4番・左翼」で先発。初回に、ツインズ先発の前田健太投手との日本人対決となった第1打席は右直に倒れたが、3回2死二塁の第2打席で、22打席ぶりの安打となる中前適時打を放ち、8回にも左前適時打を放って今季4度目のマルチ安打を達成。5打数2安打2打点で打率は・189となった。4番が復活したレ軍は、今季初の先発全員安打で11-3と快勝。勝率を5割に戻した。
試合後の吉田の質疑応答は以下の通り。
―ここまで、どんな修正をしてきたか
「打撃コーチとコミュニケーションを取りながら、今までを見直して良い打席を迎えるように準備した。昨日は試合に出てなかったが、(室内)ゲージで打って、少し打席の構えや見え方を修正して、練習でもなんとなくいい感覚を掴みながら、今日を迎えた。両目で見るじゃないですけども、少しインコースが消えていたので、そういう意味でも、きょう、詰まりましたけど、反対方向にゴロじゃなくて、フライでもああいうコンタクトができてきた。内容としては変わってきたかなと思います」
―逆方向の打球を意識したか
「逆方向というより、ボールに対してラインに入って、チェンジアップでのゴロが1度ありましたけど、それ以外は自分の中でも納得できる打席が多かった」
―結果に繋がらない試合が続いた。
「試行錯誤しながら、何とか食らいついてやっている。なかなか思うような結果が出ない日々が続いたが、ただ、何か原因はあると思うし、よくなると信じて(いた)」
―前田選手と初対戦。
「日本時代も対戦がなく、メジャーで活躍されている先輩でもありますし、すごく楽しみにしていた。打球が当たってすごく心配ですけれど、また(一緒に)プレーできたらいいなと思う。(対戦は)コンタクトを心掛け、最後、なんとか食らいついていこうと思って。高目を使いながら、最後低めにしっかりコントロールしてくるのは、日本のスタイルっていうか、良いピッチャーの証。今まで前田さんが積み重ねてきたキャリア、経験だと思います」
―1本出て安堵感は
「その瞬間はホッとしますけど、もう次、っていう感じ。常にそういう繰り返しじゃないですか、野球は。どんな打席でも、貪欲にじゃないですけど、無駄にせずに過ごしてきたし、それは引き続きやっていきたい」
報知新聞社
https://news.yahoo.co.jp/articles/10b37c7b0e7215904ab2920ad22f9df79f317a6c
引用元: ・【MLB】吉田正尚が22打席ぶり安打などマルチ安打で復活―「食らいついてやっている。内容変わってきた」 [ひかり★]