ジャニーズは“存亡の機”「責任は社長だけではない」「東山紀之らベテランタレントにも説明責任ある」と99年に性加害報じた1人が指摘

創業者であるジャニー喜多川氏（2019年に死去、享年87）による性加害問題で、ジャニーズ事務所は14日、公式サイトで藤島ジュリー景子社長（56）が出演する動画とともに社長名の一問一答形式の書面も公開した。

中略

1999年に週刊文春がジャニー喜多川氏の性加害について報じた取材チームの一員でジャーナリストの二田一比古氏はこう言う。

「社長であるジュリー氏が自ら動画に出演して謝罪したことは進展といえますが、全部が故人であるジャニー氏とメリー氏のせいというのは無理がある。99年当時、ジュリー氏は取締役ですから当然、責任はあります。ただ、責任はジュリー社長だけではありません。ジャニーズ事務所のベテランのタレントたちはジャニー氏の性加害についてまったく知らなかったのか。少年隊の東山紀之など報道番組のキャスターを務めるタレントも多い。これまで美談ばかりで神格化されたジャニー氏について何をどう思っているのか説明する責任があります。ジュリー社長の謝罪動画で幕引きということはあり得ません」

ファンからも厳しい意見が浴びせられている。芸能界で栄華を極めたジャニーズ事務所はいま、間違いなく存亡の機にある。

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