人気の観光地で「旅館荒し」 18歳の男2人を逮捕　2人は宿泊客ではなく客室の鍵を“不正に入手”し財布など盗む

山形県尾花沢市の銀山温泉の旅館の客室に侵入し、2万円が入った宿泊客の財布を盗んだとして、仙台市の18歳の男2人が逮捕されました。

住居侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは、仙台市に住む18歳の介護職員の男と18歳の無職の男です。

警察によりますと、2人は先月18日の午後11時ごろ、山形県尾花沢市の銀山温泉の旅館の客室に侵入し、およそ2万円が入った50代の宿泊客の財布を盗んだ疑いがもたれています。

被害があった次の日、「宿泊客のお金が盗まれたようだ」などと旅館の従業員から通報があり、警察では防犯カメラの映像などを調べ、5月25日午前、２人を逮捕しました。

警察では捜査に支障があるとして認否を明らかにしていません。

2人は旅館の宿泊客ではなく、何らかの手段で鍵を不正に入手し、当時無人の客室に侵入したということです。
警察では余罪や共犯者がいるかも含めて調べを続けています。