韓国の水産当局は、天然塩の産地で放射性物質の監視を強化するほか、福島県近海で獲れた魚介類の輸入禁止措置を継続する方針を示している。だが、処理水放出によって健康被害が出ることを恐れる一部消費者の買いだめの動きは止まらない。
消費者
「処理水放出が海洋汚染や健康被害につながるだけでなく、塩や魚介類の価格高騰につながるのではないかと心配している。主婦としての私の生活は、より困難で厳しいものになるだろう」
日本政府は、福島第1原発から出た100万トン以上の処理水を海洋放出する計画で、最も近い隣国である韓国にとって依然として論争の的になっている。韓国の世論調査会社が行った最近の調査によると、韓国国民の85%以上が日本の計画に反対しており、放出が行われれば7割の人が魚介類の摂取を控えると回答した。
海塩は韓国料理の重要な食材である。ソウルで塩の卸売り店を営むヒョン・ヨンギルさんは、ここ数日で売上が「40―50%」上昇し、価格も上がっていると語った。「在庫がたくさんあるように見えるかもしれないが、すでにこれらは売約済みで、配達待ちの段階だ。供給が足りないようで、入荷がない。商売をしなければならないのに、塩がない。それが今の状況だ。」
韓国海洋水産部によると6月第1週の海塩の価格は、2カ月前と比べて27%近くも値上がりした。9日の同国のショッピングサイトで、海塩はトレンドワード入り。SNS上でも塩の買いだめに関する話題が急増した。
また韓国の株式市場ではここ数日、塩や水産物の製造会社の株価が上昇している。
https://news.yahoo.co.jp/articles/8f4f6d3e05d8a0be9588715c6e92d3a7d3270e59
引用元: ・韓国で「塩の買いだめ」に走る市民が急増、福島原発処理水の放出警戒で[6/12] [首都圏の虎★]
つか海流考ええや