役所広司、山﨑努、渡辺謙が一堂に会し「食と性」の限りを…『マルサの女』の伊丹十三の《性》が爆発した映画『タンポポ』の魔力

1: 朝一から閉店までφ ★ 2023/06/19(月) 17:06:55.13 ID:3jTBXJfB9
2023.06.18

週刊現代講談社
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西部劇とラーメンを掛け合わせた本編、随所に差し込まれる「食と欲望」にまつわるサブストーリー。伊丹十三の大胆な「仕掛け」に観客は度肝を抜かれた―。黒田福美×川埼隆×吉田伊知郎による『タンポポ』、徹底鼎談!
https://gendai.media/articles/-/111557

『タンポポ』/’85年に公開された伊丹による2作目の監督作品。国外での反響も大きく、特に米国での人気は絶大で現地にラーメン店を開業する人も現れるほどだった

黒田福美/’56年、東京都生まれ。’77年にドラマ『夫婦ようそろ』でデビュー。大河ドラマ『春の波涛』で共演したことをきっかけに2作の伊丹作品に起用される

川埼隆/秋田県出身。本作の他、伊丹作品9作に参加。映像制作会社ユニークブレインズの代表取締役を経て、現在はフリーのプロデューサーとして活動

吉田伊知郎/’78年、兵庫県生まれ。映画評論家。著書は『映画評論・入門!』『映画監督 大島渚の戦い』など。ウェブで『映画監督 伊丹十三・考』を執筆

前編記事『アメリカでも人気絶大「食は性と深いところでつながっている」…《卵黄口移し》で伝説となった伊丹十三の映画『タンポポ』がヤバすぎる』より続く。

「卵黄口移し」の裏側

黒田 台本にはト書きが数行あるだけ。卵黄の口移しなんて、そもそも可能なのか分かりませんでした。衣装も2着しか準備されておらず、リハーサルでは役所さんと私は汚れないようにレインコートを着て、何回も練習しました。ヨード卵光を6~7個使いましたね。

口から卵黄を垂らすといってもやり方が分からないから、最後は私が噛んで潰したんです。

吉田 伊丹監督はご夫婦で練習されたそうですが……。

黒田 ええ。でも練習では葡萄を使われたそうですから、黄身の潰し方が分からなかったのね(笑)。

どう演じるか悩むというよりかは、できるかできないか、一つの肉体として挑戦したという感覚です。できあがった映像を見て、見事にエロティシズムが表現されていて、驚いたというのが正直なところです。

吉田 メイキング映像では、黒田さんはすごくリラックスして見えましたが、そんな事情があったのですね。

https://gendai.media/articles/-/111557?page=2
この人はただ者ではない

引用元: ・役所広司、山﨑努、渡辺謙が一堂に会し「食と性」の限りを…『マルサの女』の伊丹十三の《性》が爆発した映画『タンポポ』の魔力 [朝一から閉店までφ★]

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