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大西洋の底に沈むタイタニック号の残骸に近づく途中で爆縮したオーシャンゲートの潜水艇「タイタン」の破片が、6月28日にカナダの港に引き上げられた。
CBCが入手した映像は、運命尽きた潜水艇の捜索に参加した探査艇から、ターブに包まれた潜水艇の船体、ノーズコーンおよび尾部のずたずたになった残骸が、カナダ・セントジョンズ港で降ろされているところを映し出している。
潜水艇の最終的な運命と乗員の絶望が明らかになってからの1週間、私は「爆縮」が瞬時に乗員の命を奪ったのに対して、タイタニック号そして今回の潜水艇タイタンの残骸が、なぜ深海の圧縮圧に耐え、比較的傷つくことなく残っているのかと何度か聞かれた。
回収されたタイタンの破片は、崩壊した潜水艇のものと思われるが、瞬間的な爆縮という表現から連想されるような破砕だったり、圧縮されて小さな球状になってはいない。
2つの船体の残骸と乗員との違いは、海の底の圧力だけではなく、圧力差にある。
タイタニックの残骸は完全に水中に沈んでいる。すべての水があらゆる面から古い船体を押しているので、力が釣り合って船体の形状が維持されている。さらに、船体は金属でできているため極端な力にも耐えることができる。ただし大きな氷山に対しては違ったようだが。
一方潜水艇タイタンの内部は、船体が外部から受ける圧力よりもずっと低い気圧に保たれていた。これは、ヒトの細胞、内蔵、骨でさえもデリケートな生物学的特性から、人間が進化的に許容できる圧力の範囲内に保たれている必要がある。その圧力は200 psi(約13.6気圧)よりはるかに低い。優れたダイバーでさえその圧力に近づく水深120mより深くは潜らない。ちなみに海底の圧力は5000psi(340気圧)以上にもなる。
致命打となった爆縮の瞬間、圧力がタイタンの船体を破壊し、瞬時に船室内になだれ込んだタイミングだった。
続きは↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/314bce73f7f40bb6aa93a1be7270b9b5fc262108
引用元: ・【爆縮】潜水艇タイタンの破片は原型をとどめているのに、なぜ乗組員はそうでないのか [ぐれ★]
1気圧の水1立方メートルで1トンだったとして
100気圧だったら1立方メートルに100トン詰め込まれているということ?
引き上げの過程で水圧が弱まったところで噴出してしまった部分が多分にあると思う。