スポニチアネックス
石川祐希
バレーボールのネーションズリーグ男子決勝大会は20日、ポーランドのグダニスクで準々決勝が行われ、1次リーグ2位の日本は同7位のスロベニアに3―0で勝ち、初の準決勝進出を決めた。
日本は世界ランク6位。スロベニアは同8位で9月30日から東京で開催されるパリ五輪予選でも対戦する絶対に負けられない相手だった。パリ行きの切符獲得に向けても価値ある1勝となった。
日本は1次リーグは10勝2敗の2位で通過し決勝大会に進んだ。第1週の名古屋大会では初戦でイランに快勝。セルビア、ブルガリアの東欧勢を退け、第4戦では東京五輪金メダルのフランスを破った。第1セットを落としながら3セット連取で逆転勝ちした。
第2週のフランス大会は初戦でカナダを破り、難敵キューバにストレート勝ち。第3戦では五輪優勝3回のブラジルとフルセットの接戦を演じた。第5セットもジュースにもつれこむ死闘を制し、強豪相手に30年ぶりの公式戦勝利を挙げた。アルゼンチンにもフルセットで勝った。
第3週のフィリピン大会では地元ファンの熱狂的な応援を背に、中国、オランダを撃破し、国際大会初の10連勝を達成。昨年の世界選手権覇者イタリア、世界ランク1位ポーランドには敗れたものの、粘り強い守り、多彩な攻撃に支えられた日本のバレーボールは世界の注目を集めた。
1次リーグ12試合で、主将の石川祐希は得点ランク3位の205得点を挙げた。若きエース高橋藍は右手負傷をものともせず161得点。左のエース西田有志も肩の不安を抱えながら122得点。その攻撃力は準々決勝でも変わらなかった。
日本は東京五輪、昨年のネーションズリーグで準々決勝敗退。8強の壁に跳ね返されてきた。五輪後に就任したフランス人指揮官フィリップ・ブラン監督の下、4強入りを目標に今大会に臨んだが、ついに壁を突破した。来夏のパリ五輪でのメダル獲得にも期待が高まる。
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引用元: ・【バレー】日本初の4強入り!準々決勝でスロベニアに勝利 バレーボール男子ネーションズリーグ決勝大会 [フォーエバー★]