【外国人犯罪】ベトナム人16名、群馬で民家７軒を製造工場に改造し、620鉢もの大麻を栽培して全員逮捕

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１軒の民家に続々と入っていく捜査員たち。
数分後、捜査員が持ってきたのは大きな鉢植えです。大量の大麻でした。

12日、群馬県渋川市の民家で大麻草が押収されました。
県内の複数の民家で大麻を大量に所持していたとして、ベトナム国籍のチャン・スアン・ブオン容疑者（28）ら男女16人が逮捕されました。

群馬県警は、この民家の中の映像を公開しました。
そこには、部屋の一角に敷き詰められる大量の大麻草が映っていました。

さらに、隣の部屋にも、一面の大麻草がありました。
ほかの部屋も、まだ育ちはじめの苗などがずらりと並んでいました。
照明や扇風機が設置され、室温も設定されていたとみられ、民家の中は大麻の製造工場と化していました。

警察によると、逮捕されたチャン容疑者ら男女16人は、11日に群馬県内の民家7軒で大麻草あわせて620鉢や、チャック付きのプラスチック製の袋に入った乾燥大麻などを営利目的で所持した疑いがもたれています。

次々と押収される大麻草。民家の裏に住む住人は…

近所の住人
「だから今見てびっくりしたの。鉢があんなにあるの、いつ入れたんだろう」
「荷物の出し入れは見たことないよね。大人数いたのは見たことないよね。最初2人だったもんね」
「時々、女の人が出入りしたり。ベンツに乗った人だとか、高級車に乗った人がたまに来てたりしたね」

去年11月に同じ県内の安中市の民家で火事があり、室内から大量の大麻が見つかったことがきっかけで警察が捜査を開始。
その後、民家7軒で大麻が栽培されていることが分かったということです。
警察はチャン容疑者らの認否を明らかにしていませんが、背後に密売組織がある可能性もあるとみて捜査しています。

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