【芸能】武田鉄矢、ガチ演技で泣かせた元大物女優を実名告白「一番の不良が泣いた。『やったぁ』と思ったな」

スポーツ報知

歌手で俳優の武田鉄矢（７４）が、１９日放送のフジテレビ系「ぽかぽか」（月～金曜・午前１１時５０分）に生出演し、人気コーナー「ぽいぽいトーク」のゲストで登場。主演を務めたＴＢＳ系連続ドラマ「３年Ｂ組金八先生」シリーズでは、生徒に語りかけるシーンが印象的だが、その裏には大変な苦労があったという。

【写真】泣かされた元大物女優の近影

武田は「金八先生」の第１シリーズで「演出家のお願いで『泣かせてくれと』始まった。ワンシーンがぶっ通しで１０分ちょっと。注文が難しくて、本番までそのセリフは言わない。リハもずっと違うセリフを言っている。生徒が構えちゃうから（合図の）５、４、３もない。普通の世間話をしていて、いつの間にかセリフに入る。それで泣かせなきゃいけない。こっちは半分『泣くわけない』って（思いながら）」と、ドラマの裏舞台を明かした。

続けて「（物語の中で生徒役の）雪乃って子のお兄さんが自殺するんですよ。その時に金八先生が怒って、『人間死んだらいかんのだよ！』って（感情を）ＭＡＸに上げて。なぜ人間が死んだらいけないか朗々と説くんですよ。（生徒たちが）分かっているかな～って、（生徒たちの顔を）見ていたら、一番の不良が泣いたの」と振り返った。

「今でも感謝している。トップバッターで泣いたのは、三原じゅん子」と名前を明かした。その隣にいたスポーツ好きの生徒役・近藤真彦も続いて泣いたといい、「そうしたら全員泣き始めて、『やったぁ』と思ったな」。

さらに、武田の熱演は撮影スタッフにも影響を及ぼしたそうで、「一番大事なチーフカメラマンのカメラが金八の泣き顔を撮る時、震えてるのよ。泣いてたの、その人。その感動よ。チーフカメラマンを泣かしたのは、すごい喜びだったね」とうれしそうに話していた。

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