コンビニやスーパーでは、「ごはんとウインナーだけ」といった小ぶりで安いお弁当も人気だという。
オフィス街にはキッチンカーが出ていることも多いが、都心では1食800円前後するところが増えている印象だ。
ランチ代に使える金額が減っている会社員の実情からすると、食べたいものを食べるのではなく、金額で選ばざるを得ない人も多いのではないだろうか。
夫の昼食代節約のために弁当を作り始めたという都内在住の専業主婦・ユキさん(仮名、37歳)が、その経緯を語る。
「先日、夫から『お小遣いを上げてほしい』と要求されました。物価高の影響もありランチ代は1回500~1000円近くかかかるようで、毎月2万円のお小遣いではかなり厳しいようです。
私としてもアップしてあげたいのですが、我が家の家計では5000円を捻出するのも厳しくて……。そこで提案したのが、お弁当を持参することでした」
ユキさんの提案を聞いた夫は「ユキが負担にならないならお願いしようかな」と言ったそうだ。お小遣いは2万円のまま、昼食は弁当持参で交渉が着地した。
弁当持参だと昼食をオフィス内で食べなくてはいけないので、気分転換にならないというデメリットはあるものの、夫は昼食代が浮いた分で趣味のゲームソフトを購入することができた。
そのことを夫は大変喜んでおり、ユキさんとしても満足していたのだが、久しぶりに会った学生時代の友人たちにその話をすると、意外な言葉を返されてしまったという。
「一番つらかったのは、『出世してる男性ってランチ代くらい気にしてないと思う』でした。そりゃあ、友人たちはいわゆるバリキャリ女子ですから、職場で仕事のできる男性たちを毎日のように見ており目が肥えています。言っていることも的外れだとは思いません。
ですが私の夫は残業ほぼゼロののんびりとした職場で働くのが向いているタイプで、出世とは縁遠い立場なんです。『直属の上司が弁当持参してたら引く』と言われた時は、私たち夫婦の考えを否定された気分でした……」
その日のランチ会も1人3000円と決して安くはない金額だった。ユキさんはこの日のために1か月も前から節約してきたという。一方、バリキャリ女子である友人たちは気にする様子もなく……。格差を見せつけられた気がして、絶望を感じたそうだ。
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引用元: ・【生活】夫『お小遣いを上げてほしい』→NG、代わりに弁当持参でウィンウィン
そりゃ生き方によって経済感覚違うんだから
当然付き合う相手も合わせる必要があるだろ
世間体が悪すぎー
カロリーやばそう