内村光良と桑子真帆アナの司会で、宇多田ヒカル、あいみょん、福山雅治、緑黄色社会、さだまさし、さらにはYouTubeで人気上昇中の新しい学校のリーダーズなど豪華な顔ぶれをそろえ、東京・渋谷のNHKホールから生放送したが、瞬間視聴率も2桁に届くことはなかった。個人視聴率は4・2%だった。
「ライブ・エール」は、かつては「思い出のメロディー」として放送してきたもの。だが、コロナ禍もあって「令和の音楽番組」として、新しいスタイルの音楽番組を目指しタイトルも変えた。
今年が4回目の放送だったが、NHKにとっては年末の「紅白」と並ぶ看板音楽番組と位置づけ、「夏の紅白」という扱いをしてきた。
出演者も豪華だった。先述の宇多田やあいみょん、福山らのほか、Snow Man、King & Prince、ももいろクローバーZ、鈴木雅之、郷ひろみ、大黒摩季、さらには浜崎あゆみなど21組が出演した。
「昨年より放送時間を拡大し、若者層を取り込もうとYouTubeで人気となっている新しい学校のリーダーズ、かまいたち濱家 &生田絵梨花のダンスを盛り込みました。あいみょんには朝ドラ『らんまん』の主題歌を披露してもらい、
宇多田と内村の対談など話題性も盛り込んだ。現場スタッフも当然、2桁の視聴率を目指していたのですが……」(レコード関係者)
音楽関係者によると、「さすがに番組担当者はショックを隠せませんでした。局内では『夏の紅白』が、この数字じゃと言われているようです」と、年末の「紅白」を不安視する声まで出る始末のようだ。もっとも、番組については“構成的にはまとまっていたし、見応えはあった”と評価。
その一方で、「毎週の『うたコン』の特別版と言う感じで、新鮮味もなかったしワクワク感も乏しかった。これは『紅白』にも言えることですが、視聴者の中には歌さえ聞かせてくれたらそれでいいと言う声もあるかもしれませんが、やはりNHKホールでの生ライブに拘るべきでしょう。
生番組と言いながら録画収録があったりとアーティストの緊張感が伝わってこない。あいみょんを植物園で歌わせたのも番組の流れからすると唐突過ぎる感じでした」(音楽関係者)。
歌番組という在り方そのものを危惧する向きもある。「事前に出演者の順番も楽曲も発表しているにも関わらず、個人視聴率を見る限りどのアーティストも大きな変化がなかったのです」(前出のレコード関係者)。
確かに平均個人視聴率は4・2%で、出演者に突出した数字はなく3~5%での推移に留まった。「もはやネットの人気などに拘った出演者選考は意味がない」(同)ということかもしれない。
夏の紅白の結果を、年末に活かすことはできるのか。
「そもそも、今年の前半はヒット曲と言える作品がなかったですからね。今年の『紅白』はB’zの出場が濃厚となっていますが、それだけでは厳しい。NHKにとっては悩ましい歌手選考になると思いますね」(前出・音楽関係者)
https://news.yahoo.co.jp/articles/96b157d01342725c71acf73dda9bd8184b5e3512
引用元: ・【NHK夏の紅白】 宇多田、あいみょん、福山ら豪華メンツでも視聴率惨敗・・局内「夏の紅白が、この数字じゃ」と年末を不安視する声
踊って歌ってた!
2018~2020まで流したけど不評だったみたいね