元愛知県警巡査長、性交の意図など否認　２女児監禁・わいせつ、名古屋地裁で審理

女児２人を監禁してわいせつな行為をしたなどとして、強制性交等未遂や強制わいせつなどの罪に問われた元愛知県警本部機動隊巡査長の井上陽（のぼる）被告（２８）の追起訴審理が２３日、名古屋地裁であった。井上被告は「性交しようとはしていない」と、起訴内容を一部否認した。
起訴状などによると、２０２１年７月、当時小学生の女児２人を名古屋市内の公園のトイレに誘い、下半身を触らせ、性交しようとする様子を動画撮影したなどとされる。
井上被告は交流サイト（ＳＮＳ）で知り合った女性に乱暴したなどとして、強制性交の罪などにも問われている。2023年8月23日
https://www.chunichi.co.jp/article/754506

会った際に名刺を見せて警察官だと明かし「性交に応じなければ警察を通じて親や学校に知られることになる」などと脅して犯行に及んだと述べました。
また、女性に今後も月に1度の頻度で性交に応じるよう求め、犯行の9日後にはインスタグラムのDMで「返信待ってるよー」とメッセージを送っていたと明らかにしました。女の子へのわいせつ行為については「抑えきれない性欲発散のため、女の子らに『探し物を手伝ってほしい』などと声をかけて現場に誘い入れ、女の子に自身のみだらな行為を見せつけた」と指摘しました。
次回の裁判は8月23日に行われる予定です。