今年度下半期の新型コロナワクチンの接種が9月20日からとのこと。なるべく早く接種を受けたかったので9月1日からだといいなと思っていたのだが、
3週間も余計に待たなくてはいけないのか。
オミクロン型から派生したEG.5系、通称「エリス」という変異ウイルスが感染拡大を続け、一部では2022年から23年の年末年始の第8波を超える感染の波が来ているというのに。
前にも書いたとおり、私は今後しばらくは健康のために継続的なワクチン接種は不可欠だと考えている。
新型コロナウイルス感染による肺炎、その後遺症のデータからは、接種しなかったらあまりに大きな不利益を被る確率が高い、という結論しか出てこない。
他方でワクチンの副反応(副作用)は、数十億人の接種実績によって、極小であることが判明している。
私の周囲でも2回以上の感染・発症が目立つようになった。罹患(りかん)回数が増えるほどにしゃれにならない重い後遺症が出る確率も上がっていく。
健康に天寿を全うしたくば、ワクチン接種一択だ。正直、国が1年に1回しか接種させてくれないなら、自腹ででも半年に1回は受けたいと思う。
それにしても外出をすると、マスクをしていない人が目立つ。自分しかいない場所なら外出してもマスクも不要だろうが、なぜ混んだ電車内でも、平気な表情でマスクなしに過ごせるのだろうか。
感染は「感染する/しない」の2択ではなく、確率だ。マスクは確実に感染の確率を下げる。もっと重要なことに、自分が罹(かか)っている場合に他人を感染させてしまう確率を下げる。
「情けは人のためならず」――。全員がマスクをすれば、全体では感染確率は大きく下がる。下がればウイルスが増殖する機会も減るので、新たな変異ウイルスが発生する確率も下がる。
みなさん、多人数が高密度で集まる場所ではきちんとマスクを着けましょう。
松浦 晋也
ノンフィクション作家/科学技術ジャーナリスト、宇宙作家クラブ会員。
1962年東京都出身。慶應義塾大学理工学部機械工学科卒、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。
日経BP記者として、1988年~1992年に宇宙開発の取材に従事。その他メカニカル・エンジニアリング、パソコン、通信・放送分野などの取材経験を経た後、独立。宇宙開発、コンピューター・通信、交通論などの分野で取材・執筆活動を行っている。
引用元: ・【元日経BP記者】 「それにしても、マスクをしていない人が目立つ なぜ混んだ電車内でも、平気な表情でマスクなしに過ごせるのか」
短過ぎないか
素晴らしい
罹患のたびに重症化リスクが上がるのもわかってる。
今は暑すぎて無理