8月24日、東京電力が原発処理水の海洋放出を開始すると、中国政府は日本産水産物を禁輸にし、福島の飲食店などには中国から嫌がらせの電話が殺到。
さらにネット上では処理水に関する不確かな情報が飛び交い始めている。そこで、これまで議論されてきたことではあるが、改めて、トリチウムを含むALPS処理水の海洋放出について、生物物理学や統計物理学などが専門の菊池誠・大阪大学サイバーメディアセンター教授にQ&A形式で訊いた。
世界中の原発から海洋放出されている
【Q4】核燃料に触れた“汚染水”を放出するのは日本(福島第一原発)だけだ。
【A4】世界中の原発関連施設で放出されている。
福島第一原発の処理水に含まれるトリチウムは、年間22兆ベクレルと想定されているが、日本政府が作成した資料によると、中国・浙江省の秦山第三原発は約143兆ベクレル(2020年)、広東省の陽江原発は約112兆ベクレル(2021年)、福建省の寧徳原発は約102兆ベクレル(同)と、それぞれ年間排出量が100兆ベクレルを超えている。
こうした事実を前にしても、「福島第一の処理水は核燃料に触れた水だからダメで、そんな“汚染水”を排出するのは日本だけ」だと主張する人もいる。
しかし、使用済み核燃料の再処理工場から出る排水も、核燃料に触れた水だ。
「フランスのラ・アーグ再処理施設では年間1京ベクレル(2021年)、イギリスのセラフィールド再処理施設では186兆ベクレル(2020年)ものトリチウム水が排出されています」
【Q7】福島の水産物を食べたら、被ばくして健康を害する危険があるのか?
【A7】まったくない。
環境省では福島県沖を含む全国の海域で、海域モニタリングを実施している。処理水の放出開始後の8月25日に採取した海水を分析したところ、トリチウムの濃度は11か所全てで検出下限値未満(7~8ベクレル/リットル未満)で、人や環境への影響がないことを確認したという。
「IAEA(国際原子力機関)の試算によると、日本で近海の魚を比較的多めに食べる人で、追加被ばくは1年間で0.00003ミリシーベルトとしています。この被ばく量はどれくらいかというと、たとえば、バナナには放射性カリウムが含まれていて、1本の半分を食べただけで、同じくらいの被ばく量になります。
毎日1本ずつ食べ続ければ1年で約730倍ですね。バナナを食べるのが怖くなるかもしれませんが、体内でカリウムの量は一定に保たれており、バナナを食べなくても他の食物からカリウムが入ってくるので、被ばく量は結局、変わりません」
「つまり、人は生きていくうえでさまざまな被ばくをしていて、カリウム40を含め自然界に存在するさまざまな放射線による日常的な被ばくを合わせると
年間2.1ミリシーベルト(日本の平均)です。魚を食べることによって処理水由来の放射性物質で被ばくする量は、こういった日常的な被ばく量に比べれば誤差にもならないほど微量で、影響はゼロと言ってしまってかまいません」
海外での風評被害に対しては、日本政府が丹念に説明を尽くし続ける必要があるだろう。処理水に対するデマや不確かな情報に惑わされないだけの知識を得たら、気にする必要のないはずの微量の放射線に振り回されるのではなく、
美味しい物を安心して食べればいいだけだ。
◆取材・文/清水典之(フリーライター)
https://www.news-postseven.com/archives/20230831_1900894.html?DETAIL
引用元: ・【デマに惑わされない】 核燃料に触れた汚染水を放出するのは日本だけ? 世界中の使用済みの再処理工場から出る排水も、核燃料に触れた水
このスレは正論だから伸びないw
毎日たべてるけどバナナ怖ええな
この記事を書いた清水さんは
どの程度科学に精通されていますか?
文系に思えますが
文系に限って科学の実態を理解してない分、科学を盲信 しがちだからね
「IAEAは文系の集まりだ」
今度はそれで行きましょう
五毛w
お前のこと言ってんだよねえ
地上核実験をやった国は
死の灰の
放射能で
汚染されてる
いつものプロバガンダ記事
正確には
「爆発事故で融解した燃料棒に触れた水」
爆発事故を起したスリーマイル、チェルノブイリ、福島の3つの内で汚染水を海に流したのは今回が世界初