【大阪・関西万博】日本政府館を「ごみ処理施設にしたい」(佐藤オオキ氏)

2023/09/11 17:15

２０２５年大阪・関西万博の日本政府館（日本館）の起工式が１１日、大阪市此花区夢洲の万博会場で行われ、くわ入れをして工事の無事を祈願した。

日本館は万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」を示す拠点と位置づけられ、来場した各国首脳らをもてなす場としても利用される「万博の顔」。開催自治体を代表し、吉本洋文大阪府知事が「日本のすばらしい技術、そしてすばらしい未来社会が見られるのを、私自身も楽しみにしています。ぜひここを中心に世界に対して日本の技術、目指すべき方向性、未来社会を発信していただければなと思っています」とあいさつした。

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起工式後、日本館総合プロデューサーを務めるデザイナー、佐藤オオキ氏はパビリオンの展示内容について「日本館をごみ処理施設にしたい。万博会場内で出る生ごみ１日約１トンをバイオの力で分解して、水や電気などに変換して、それをまたエネルギーとして展示。ショーケースの中でじゃなく、本当の意味で生きているパビリオンにしてきたい」と構想を語った。

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