札幌駅前の2大再開発プロジェクト(北5西1・西2地区、札幌駅南口北4西3地区) 資材高騰や人手不足の影響で規模縮小や工期延期のピンチ
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JR札幌駅前の2大再開発プロジェクトである「(仮称)札幌駅交流拠点北5西1・西2地区第一種市街地再開発事業」と「(仮称)札幌駅南口北4西3地区第一種市街地再開発事業」は、札幌市の「都市の格」をアップさせる上で非常に重要なプロジェクトです。
「都市の格」は、見た目が非常に重要で、JR札幌駅を降りた観光客が駅前に聳える高さ200m以上の2棟の超高層ビルを見ると「札幌市って都会だなあ!」と感じると思います。
JR札幌駅前の2大再開発プロジェクトが、資材高騰や人手不足の影響で規模縮小や工期延期のピンチを迎えています。なんとか当初計画通りの規模で建設してほしいのですが、現実的にはかなり厳しいようです。
引用元: ・エスタ、ヨドバシカメラ、センチュリーロイヤルホテル、JR札幌駅周辺が廃墟だらけに、円高絶頂期に計画した超高層ビル建替がすべて頓挫濃厚
2030年度末に予定する北海道新幹線札幌延伸に合わせJR札幌駅南口に整備される再開発ビル(札幌市中央区北5西1、西2)を巡り、「JR北海道」が設計・施工を担う「清水建設」と事業費2,500億円とした当初計画を見直す協議に入っていることが分かりました。
北海道新聞(2023/08/29)
<独自>札幌駅前再開発、規模縮小か JR北海道と清水建設が見直し協議 事業費増加で工期延期も
STV札幌テレビ 放送(2023/08/29)
規模縮小の可能性も 北海道一高さ245メートル 札幌駅の再開発ビル 資材高騰で見直し検討
首都圏のプロジェクトは、大手デベロッパーが建築主となるので、資材高騰などを受け入れられると思いますが、このプロジェクトの建築主は財務的に余裕の無い「JR北海道」なので難しいです。
● (仮称)札幌駅南口北4西3地区
家電量販店大手のヨドバシホールディングスなどは、札幌市中心部で建設予定の「(仮称)札幌駅南口北4西3地区」で、高級ホテルの誘致を断念します。資材価格や人件費の高騰が一因で、ビルの規模を縮小し建設費を圧縮します。
UHB北海道文化放送(2023/09/07)
高級ホテル “誘致断念” か… JR札幌駅前 『西武跡地の再開発』 ヨドバシなどが複合ビル建設 背景に資材や人件費高騰
財務が強固な「ヨドバシホールディングス」ならこれくらいの資材価格や人件費の高騰は受け入れ可能だと思いますが、2023年9月1日付で、「そごう・西武」が持つ「西武池袋本店」の土地などをアメリカの投資ファンドから3,000億円弱で取得したばかりなので今は余裕がありません。
アホ共が
そもそも新千歳空港の傍に半導体製造工場なんて作っても、振動に弱いから歩留まりが低いため、意味がねー物件なんだけど
しかもエスコンフィールドに新駅をお願いしたら、
大した駅ではないのに100億かかると言われる
北海道は金になると分かると強欲な自治体と会社が多い