「僕が被害者として、やっている中で、僕の文句や悪口を言っている人がいる。やるならその人とやりたい。ブレイキングダウンの溝口さん。やりましょう。だったら本気でいきます」
カウアンの〝爆弾告発〟が飛び出したのはこの日、大阪・176BOXで行われた格闘家支援イベント「マネーファイト」でリングに立った際だ。
同イベントは「AMP」代表のアンディ南野が格闘家を夢見る若者やドロップアウトから再チャレンジを図る人を支援する目的で開催した。
大会趣旨に賛同したカウアンは自身が作詞・作曲したオリジナル曲「MayDay」を披露。それだけではなく、おもむろに服を脱ぐとグローブにボクサーパンツ姿で、高校時に習ったブラジルの伝統格闘技「カポエイラ」仕込みのミット打ちとスパーリングを披露した。
華麗な動きに目の肥えた大阪の観客も驚くばかりだったが、さらに驚かせたのが溝口氏に挑戦状を突き付けた冒頭の発言だ。
溝口氏は、格闘家の朝倉未来がプロデュースするブレイキングダウンでCOOを務め、朝倉の右腕とされる実業家だ。その溝口氏とカウアンの間に何の因縁があるのか。リングから下りたカウアンはその真意を激白した。
「彼、結構ジャニーズのこと言ってるんですよ。ジュリーさんが悪くないとか『何でそんなに悪く言われなきゃいけないの』とか」と切り出した。
溝口氏は8月30日にX(旧ツイッター)にジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子前社長を擁護していると受け取れる投稿をして、一部で話題になった。
カウアンは「それはいいんですよ。裏では結構悪口言ってるみたいなんですよ。それを聞いて面と向かって言えないんだなって」と陰口を叩かれていることが許せないというのだ。
8月に行われた「ブレイキングダウン9」で、ハイメのセコンドについたカウアンは溝口氏と対面していた。
「結構、ニラんできて、あいさつしたら『知らない』って言われたんですよ。知らないわけないじゃないですか。ちょっとさすがにカチンときて。目の前で知らないって言われて無視されて、だいぶ失礼だなって思ったし、被害者に対して結構悪く思ってるんだ」とショックを受けたという。
ジャニー氏の性加害を告発してから、カウアンは誹謗中傷にさらされ、一時は表舞台に出られなくなるほどメンタルにダメージを負った。今でも「ジャニーズを潰した」として、標的にされているが、自身が表に立つことで性加害問題の解決につながるとして、今回も大会に参加していた。
カウアンは「アンチにはムカつかなかったんですけど、業界人でトップでそれをやっちゃうのがヤバイなって。溝口さんが悪口言ってるのを知ってるんで」と怒りは収まらない。
どの団体のリングで戦うかや対戦形式についてカウアンは「どこでもいい」としたうえで、溝口氏のホームであるブレイキングダウンやアンディ南野のマネーファイトでも対戦がセットされるならリングに立つ覚悟だ。思わぬ形で浮上したジャニーズ性加害問題の番外戦ともいえる遺恨マッチ。果たして実現するのか――。
東スポWEB
https://news.yahoo.co.jp/articles/4de3c310b718d653b81f17670d68140cedff33d0
引用元: ・【格闘技】カウアン・オカモトがブレイキングダウン溝口氏に対戦要求 あいさつ無視され「裏で悪口」 [シャチ★]
よく分からんこの人