サンフランシスコで見た「驚きの光景」
恐らくサンフランシスコという土地柄もあるかもしれない。ここは少し、独特なエリアだからだ。
空港のコンコースを歩いていても感じられる。ゲートとゲートの間にあるスポーツバーをのぞけば、設置されている3台のテレビモニターがすべてサッカー中継を映していた。ちょうどMLBの試合も行われている時間帯だったが、野球を流しているテレビは1台もなし。コンコースを歩いて3軒のスポーツバーをチェックしたが、どこもすべてサッカー中継で、この街はすっかりサッカータウンになったのかと思うほどだった。
米スポーツラジオ番組のパーソナリティの男性が言っていたところによれば、「今、一番気になるのはサッカーのプレミアリーグとメッシ(MLSマイアミ)がどれだけ活躍するかということ」だそうだ。アメリカ人の中でもスポーツファンかつ流行に敏感な人たちは、このところサッカーで盛り上がっている。何事も最先端をいきたがるサンフランシスコという街だから、そんな空気に包まれているのかもしれない。
トラウトのユニは発見するも…
サンフランシスコで最も有名なスポーツグッズショップのひとつ「Lids」にも行ってみた。埠頭近くにある観光とショッピングの名所「ピア39」に2階建ての大きな店舗があり、2階の一角にMLBグッズのコーナーがあった。
エンゼルスのユニホームもある!
半ば興奮しながら手に取り背中側を確認すると、トラウトのユニホームだった。エンゼルスのユニホームは数点掛けてあったが、トラウトしかない。
売り場の中央にあるカウンターに若い黒人の男性店員が立っていたので聞いてみた。
「ショウヘイ・オオタニ、知っていますか?」
だから何? というような顔をされたので、知っているようだ。
「オオタニのTシャツとかグッズはありますか?」
「あるとしたら、そこだよ」
店員が指を差した方向に、MLB選手のTシャツが平積みで並べられた棚があった。フィリーズのハーパー、ドジャースのベッツ、ブレーブスのアクーニャ、パドレスのソトといったスター選手のシャツが、パネルにはめ込まれたディスプレイとともに並んでいた。
しかし……大谷のディスプレイはない。よくよく見るとXLサイズのTシャツが1枚だけあった。売れてしまって残ったのがそれだけだったのかもしれないが、商品の補充もされないまま放置されていた。
いざ、ニューヨークへ
というわけで、サンフランシスコでの大谷体験はイマイチだった。もしや、大谷の知名度は低いのか……? そんな疑問が頭をよぎる中、目的地に向かった。
降り立ったのはアメリカ屈指の都市、ニューヨーク。
この街に来ると必ず寄るのが、ミッドタウンのど真ん中にあるMLBの巨大な旗艦店だ。
ユニホームコーナーに行き、吊るされているエンゼルスのものをチェック。10枚以上あるユニホームは、やはりトラウトのものばかりだった。
「オオタニのユニホームはありませんか?」
「奥のシティコネクトコーナーにあるよ」
大谷だけ大量に陳列…人気商品は?
男性店員が口にした“シティコネクト”とは、各球団の本拠地がある都市の雰囲気が反映されたユニホーム。エンゼルスの場合は南カリフォルニアらしく、ロゴの下に波があしらわれたサーフスタイルが表現されていて、大谷も好んで着用することで知られている。そんなユニホームが並ぶとは、さすがMLB旗艦店。わかってらっしゃる。
シティコネクトコーナーには大谷のユニホームが大量に吊るされ、Tシャツも一緒に並べられていた。他球団と比べても広めにスペースが取られ、まるで大谷個人のコーナーのようになっている。そこに若い白人カップルがやってきて、大谷のユニホームを手に取りながら笑顔で話をしていた。
続きはソースで
https://number.bunshun.jp/articles/-/858949
その2
https://number.bunshun.jp/articles/-/858950
引用元: ・【MLB】「大谷翔平を知ってますか?」…ニューヨークで超人気、サンフランシスコで「知名度低い」なぜ? [ネギうどん★]
野球観なきゃ不人気チームの大谷なんて誰も知るわけがない
元々張りぼてみたいな国だからね
むしろ野球が存在してるからなんとか維持してる感すらある
さらばエンゼルス