【お金】「長期投資は儲かる」は売る側の都合のいい言い訳…鵜呑みするのはNG

株式セミナーのひとコマである。

「確かにこのグラフを見ると、そうなってるけど、本当に大丈夫なの？」「大丈夫です。なぜならば、20年間も持てば、平均すると株価は3倍から4倍。どこで買っても大きな違いはありません。NISAとかiDeCoを使えばさらに税金もオトク」などと説明されている。

命の次に大事なお金。この人の言うことを、本当に信じてよいのだろうか？　答えはNO！　絶対にダメ。そもそも長期投資というのは足元の結果に対して無責任だし、将来の株価なんて誰にも予想できない。「過去はたまたまそうなった」ということだけ。何の保証もない。

だいたい、長期投資を勧める専門家は、「責任追及されたくない」とか「投資に自信がない」とかいう人が多い。仮に損をしても、「これは長期投資ですから（汗）」と、すぐに責任逃れできてしまう。「都合のいい言い訳」なのだ。

■シニアにとって20年後は「もしかして死んでるかも」レベル

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