「鈴木宗男は国益の観点から結果を出している」党の除名処分に反発「モスクワを訪問した意義があった」

宗男氏は、党への事前届け出をせず、１日にロシアを訪問。届け出を出したのは２日だった。党はこの日、除名処分とする方向で調整に入った。１０日にも持ち回りの党常任役員会を開き、決定する方向という。

宗男氏はこの日のブログでは、「バルダイ会議」に出席した畔蒜泰助氏がプーチン大統領に質問。ロシアとウクライナの対話再開に日本がイニシアチブを取った場合に支持するかを訪ねた際に、「それに応じる用意がある」とプーチン氏が話したやりとりを掲載した。

その上で「今朝の夜中１時４７分に国際電話が入り『鈴木先生がロシアで会われた方々に、こんな時だからこそ対話が必要だ』と話されたことをプーチン大統領はきちんと答えていますと連絡が入った。プーチン大統領の発言を聞き、モスクワを訪問した意義があったとホッとしたものである。」と記した。

さらに「日本維新の会で雑音が流れているが『鈴木宗男は国益の観点から結果を出している』と言いたい。しっかり心して日露関係に取り組んで行く決意を新たにするものである。」とした。

宗男氏の訪ロについては、維新の国会議員団は６日、党紀委員会を開催。議員団からの「離脱勧告」を行い、従わない場合は除籍とする答申案をまとめた。１０日に正式決定する。

10/6(金) 19:14配信　　　デイリースポーツ
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