記事によれば、大学当局は「反戦デモに参加し、無断で『愛知大学学生自治会』の旗を掲げて」「本学公認の活動であるかのような外観を作出した」という行為などを「不適切な行為」として学生3名を退学処分。これに対して「愛知大学豊橋校舎学生自治会」の吉村直之委員長らが大学に対して再審査請求書を提出し、記者会見を開いたとしている。
極めて簡潔に事実だけをまとめた記事を読めば「大学当局が反戦デモに参加したという理由だけで学生を処分している」と理解するのは当然だ。
ただ、記事では肝心の背景の部分を、まったく無視している。それは、処分された学生たちが所属する自治会が新左翼党派「革マル派(日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派)」の指導下にあるということだ。
愛知大学(の豊橋校舎)は21世紀の今なお、ひとつの新左翼党派が自治会を牛耳っているという希有な大学である。特定の新左翼党派が自治会を牛耳り、自治会費などを通じた資金調達や学生の動員(サークルの部室・部費などの条件としてデモなどへの参加が割り当てられる)を黙認する。その見返りとして、自治会が大学当局にかわって大学に批判的な学生運動を封じるという共存関係は、かつては多くの大学で見られた。
1990年代に入り学生運動が退潮すると、多くの大学が蜜月関係に終止符を打つことになった。
今回の愛知大学での一件も、なんらかの理由で愛知大学が革マル派の排除を決断した中での動きではないかと考えられる。ゆえに関係者の間では『中日新聞』の記事は説明不足と断じられているのである。
ただ「愛知大学豊橋校舎学生自治会」が革マル派の指導下にあるのは、否定しようもない事実である。現に、同派の機関紙『解放』9月25日号では「権力と結託した川井当局の自治会役員「退学処分」弾劾!」という見出しで記事を掲載。ここでは「マル学同東海地方委員会に指導された愛大のたたかう学生」は「政府・警察権力と結託した川井当局による「退学処分」攻撃をうち砕くために、秋学期を迎えた愛大キャンパスにおいて総力をあげて闘いを創造している」とし「愛大自治会のたたかう学生は、サークル員たちとともに、これを粉砕する闘いを大爆発させることをここに宣言する」と記している。
これを読めば大学当局による学生弾圧ではなく大学当局VS革マル派の争いなのは一目瞭然。なぜ『中日新聞』の記者はそこまで書かなかったのか……。
愛知大学の教員に尋ねてみることに。絶対匿名を条件に取材に応じてくれた教員は「揉めている理由はわからない」とした上で、こう証言した。
「ずっと学生大会に学生を動員するなど、自治会らしい活動はしてましたが、大学側と対立している様子はあまり見られませんでした。それが、1年くらい前から盛んに大学側を批判するようになり教室でビラまきをしたり活発に登場するようになったんです。教職員にも革マル派のシンパはいるはずなので、なんらかの目的でプロレスをしてるんじゃないかという話をする人もいるほどですよ」
さらに、退学理由として「反戦デモへの参加」を取り上げた大学当局には呆れ顔だ。
「ほかに理由があっても、反戦デモに参加したことなんて、いれたら揚げ足をとられちゃうでしょう。やり方が稚拙ですよ。大学も学生も、報じた新聞記者もみんなバカなんじゃないですか」
実際「反戦デモへの参加」を理由として記してしまったことは愛知大学のしくじりだ。なにしろ、これまで革マル派と激しく敵対してきた人々からも「たとえ革マル派であっても……」という形で同情の声が集まっているのだ。(抜粋)
https://approach.yahoo.co.jp/r/QUyHCH?src=https://news.yahoo.co.jp/articles/0be6e9def31f4ee46818d78ea9dd2890a9d4ee5e&preview=auto
※中日新聞社説(2ちゃんはリンクできないのでURL割愛)
【社説】 「日英武器共同開発…日本の平和国家イメージ損なう。アジアが緊張する」…「中国が脅威?金持ちはケンカしないよ」の中日新聞
引用元: ・【社会】反戦デモに参加した大学生3人(革マル派)、退学処分…左系の中日新聞が問題視
革マル派のなにが問題なの?
革マル派だから差別しても良いってやつがいるって言いたいのか?
意味不明な記事だな
金儲け主義の大学がそれの邪魔になる勢力を潰しにかかったんだろう
こんなの明らかな人権侵害なんだから大学そのものを潰すべきだと俺は思う
やってる事が暴◯団と同じだからじゃね
今の日本は暴◯団を行動を非常に制限しているから当然じゃないの