松野博一官房長官は13日、「邦人の出国を支援し、その安全確保に万全を期す」と述べ、イスラエルの商都テルアビブからアラブ首長国連邦(UAE)のドバイに向かうチャーター機を手配したと明らかにした。日本行きの直行便を含む商用機が運航しているが、「便数が減り、チケットが取れない状況にある」(外務省関係者)という。
日本に先立ち、米国は欧州行きのチャーター便を13日から運航すると発表。韓国もソウル行きのチャーター機を手配し、日本人を受け入れると日本政府に提案していた。各国の対応が進むなか、日本も対応を急いだ格好だ。
政府にとって最大の問題は、イスラエル軍による完全封鎖のもとにあるガザ地区に住む「少数」(松野氏)の邦人をどう退避させるかだ。ガザ地区在住のすべての邦人の無事を確認しているが、イスラエル軍が国連に対し、ガザ地区の北部に住む住民の「24時間以内の退避」を求める通知をしたことを受け、邦人退避の準備を急ぐ。
複数の政府関係者によると、政府は邦人輸送に備えた自衛隊機を、海賊対処のための自衛隊の拠点が設置されているアフリカ東部のジブチに派遣する方向で調整している。
政府はまた、国連などと連携し、ガザ地区南側のエジプトとの国境検問所からの邦人退避を想定。しかし、ガザ側の検問施設をイスラエル軍が10日に空爆して以降、通過困難な状態になっているという。外務省幹部は「空爆があるなか安全にたどり着くのは難しい」と語る。
こうした中、政府は関係各国に邦人の安全確保への協力を要請。上川陽子外相は12日夜(日本時間13日未明)、訪問先のタイで、エジプトのシュクリ外相やイスラエルのコーヘン外相とそれぞれ電話で協議。シュクリ氏との協議では、ガザ地区の邦人がエジプト側への退避を望む場合に必要な支援を求めた。シュクリ氏は「必要な支援を提供する用意がある」と応じた。(高橋杏璃、松山紫乃)
朝日新聞 2023/10/13 17:10
https://www.asahi.com/sp/articles/ASRBF54ZSRBFUTFK016.html?iref=sptop_7_03
引用元: ・イスラエルの周辺国に自衛隊機派遣を検討 政府、邦人輸送に備え [蚤の市★]
パレスチナで生活保護させて財政を食い潰させる作戦
日本の生活保護者は健康で裕福だからよい武器になる
戦争始まる前から死を覚悟して行ったわけで