【厚労省】睡眠時間が理想より２時間以上不足、うつ病リスク高まる傾向…過労死白書

白書では、労働者や自営業者ら９８５２人を対象に、昨年１２月に行ったアンケート調査の結果を分析した。理想とする睡眠時間について、約９１％が「６時間以上」と答えたが、実際に確保できているのは、「５～６時間未満」が最多の約３６％を占めた。

睡眠時間と精神状態の関係を比較したところ、理想の睡眠時間を確保しているか、理想より１時間不足している場合、うつ病や不安障害の疑いがある人の割合は２０％未満だった。これに対し、理想から２時間不足すると約２８％、３時間不足すると約３７％に上り、理想と実際の睡眠時間の差が広がると、リスクが高まる傾向が見られた。

また、前日の疲労を翌朝に持ち越すことがある人の割合は、

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