なぜ青ヶ島?回収方法は?そして商業化の可能性は?
詳しく解説します。
■水深700メートルの深海で…
■世界でも高濃度の金!さらに銀も吸着
分析の結果、シートには最大でおよそ20ppm=
1トンあたり20グラム相当の「金」が吸着していて、
これは世界の主要な金山の鉱石に含まれる
金の濃度の
およそ5倍にあたるということです。
さらに金だけでなく「銀」も最大でおよそ7000ppmと
「金」の300倍以上の濃度で吸着できていたことが明らかになりました。
■なぜ青ヶ島で?
略
金の濃度が高い理由について、海洋研究開発機構の野崎達生主任研究員は
「青ヶ島の熱水の温度は270度ほどと他の地域の熱水よりもやや低く
この温度が、ちょうど金が溶け出しやすく
熱水が海底下の金を集める役割を果たしているのではないか」
と推測していますが、それだけでは説明がつかないほど濃度が高く、
まだ詳しい理由はわかっていないということです。
■どうやって回収?カギは温泉地の「藻」だった
略
開発に携わったIHIの福島康之主任研究員によりますと、熱水に溶け込んでいる「金」はおもに塩化物イオンと結合して「塩化金」という化合物の形で存在していますが、この「ラン藻」を使うことで、まず「金」と「塩化物イオン」の結合がはずれるといいます。
■商業化の可能性は?
研究グループによりますと今回の方法を使って
水深700メートルを超える深海から金を回収するためには
1回の潜航あたりおよそ700万円の費用がかかるため、
現状では採算は合わないと考えています。
以下はソース
ソース
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231019/k10014230081000.html
引用元: ・【「金」回収】青ヶ島沖の深海から高濃度の「金」回収成功 銀も吸着 今後は?
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