【国際】強まる人道停戦の声、イスラエルは猛反発「被害者を責めている」

国連のグテーレス事務総長は安保理に対し「人道的な停戦」を改めて訴えた。ハマスのイスラエルへの奇襲攻撃を「テロ」と強く非難しつつも「（この攻撃は）何もないところから起きた事態ではないと認識することも重要だ。パレスチナの人々は56年間にわたり、息が詰まるような占領下に置かれてきた」と指摘。「いま我々がガザで目撃している明確な国際人道法違反について、深く憂慮している」と述べた。

パレスチナ自治政府のマリキ外相は安保理で、イスラエルの攻撃について「非人道的で不法な無差別攻撃だ。犯罪として扱われるべきだ」と非難。ヨルダンのサファディ外相は即時の停戦を求め、「安保理は20億人のアラブ人とイスラム教徒に対し、国際法が適用されるのだと安心させるための明確な姿勢を示さなければならない」と訴えた。

リンク
https://news.yahoo.co.jp/articles/23569436a12054dbace1ae3afdbe18b6443d30a2