◆アニメ業界は本当に斜陽なのか?
X(旧Twitter)でアニメ業界の話を聞くことがある人も多いはずですが、そういった話の多くが「アニメ業界はやばい」という話題です。しかし、舛本さんによると、ここ2~3年でアニメ業界はすごく変わってきているとのこと。
TRIGGERでは人材の採用も積極的に取り組んでおり、専門学校などをいっぱい回り、200人から300人くらいを見てアドバイスをしているそうです。
アニメ業界を志す学生はXを使って情報収集をしており、不安になりながらアニメ業界に入ってきているそうですが、「これはいかんでしょう」と舛本さん。Xでの情報というのはまるまるウソではなく、自由な発言の場だから止めようとは思わないものの、悪い情報ばかり発信していたら、アニメ業界の将来にいい影響を与えないんじゃないかと舛本さんは考えています。
10年前の話をすると、アニメ業界自体はめちゃくちゃブラックだったそうで、労働時間・賃金・人材雇用も含めてブラックな業界だったと、舛本さんは述懐。
しかし、それがよくないというのはわかっていたものの、人を育てたり環境をよくしたりするにはお金が必要であり、とにかくお金がなかったためにどうしようもできなかったとのこと。
舛本さんによれば、10年前の時点で30分のアニメ1話を作る制作費はだいたい1500万円だったそうです。
ただし、実際だとこれは全然足りていないそうで、アニメ業界が産業として1つのものを作るにはコストパフォーマンスが悪いことが表れているとのこと。
アニメの制作会社は構造的に下請けの中小企業と同じで、クライアントから与えられたお金でやりくりするというのが50年くらい続いていました。
つまり、アニメ業界の現場に落ちてくるお金が少なかったというわけです。
しかし、8年ほど前にNetflixが来て状況が大きく変わったそうで、「制作費をこれまでの2~3倍出すからアニメを作ってくれ」といわれるようになったそうです。
その後、どんどん規模が拡大していき、制作費も増加。今では30分アニメ1話辺りの制作費は平均値が2500万~3000万円、有名なアニメを制作する大手のスタジオだと1話当たり5000~6000万円の制作費ということもあるとのこと。
エンターテイメント産業の中でアニメを考えた時、誰が出すお金を決めるのかというと、顧客の量です。
10年前までは、アニメは日本だけで消費されていた文化でした。しかし、海外でアニメのファンが生まれたことで、アニメ作品の顧客は大きく増えたとのこと。
海外にアニメファンが増えたことは、アニメがより大きなビジネスになるきっかけを作りました。世界中でもアニメを楽しむ文化ができたタイミングで、黒船のごとく日本にやってきたのがNetflixです。
同時に、日本のクライアントもアニメ制作にお金を出すようになってきたそうです。そのため、今のアニメ業界には、過去と比べると比較的経済的余裕が生まれているといえます。
◆アニメ制作の現場から見る業界の今
アニメ業界が成長することで、アニメーターの賃金もかつての2倍以上になったそうです。
引用元: ・【アニメ業界は本当にブラックなのか?】TRIGGER・舛本和也「10年前はめちゃくちゃブラックだった。Netflixが来て状況が大きく変わった」
魔改造の夜で出てくる工場のトイレもネットフリックス絡みで劇的に改善したっていうしなぁ・・・
しかも(国籍的に)直営部隊ときたもんだw
した。
それ以前はジブリか深夜萌えアニメの
2極化してた。
2000年代はアニメの暗黒時代だったんじゃね。
今考えれば。
壺はKCIAだけどCIAの傘下だし
同じ穴の狢ね
漫画が乗っ取られない限りそれはないと思うが
「こんなに給料安いなら別に学校行く必要なかったな」ってぼやいてた