【画像を見る】ノーマスクでまっすぐ見つめる奥野被告
1審判決によりますと、元大学職員の奥野淳也被告(37)は、コロナ禍の2020年9月、LCC「ピーチ・アビエーション」が運航する釧路空港発・関西空港行きの旅客機を利用した際に、客室乗務員からマスク着用を求められましたが拒否。
さらに、マスクを着けないことをめぐり他の乗客と口論になり、客室乗務員に対し「その乗客に謝罪させよ」と要求しました。
機長と客室乗務員は要求を断ったものの、奥野被告は大声で発言を続けるなどしたため、そうした行為をやめさせようと、機長は命令書の交付を指示。そして客室乗務員が命令書を交付する際、奥野被告は乗務員の腕を手でひねりました。
一連の事態を受け、機長は目的地をいったん変更することを決め、飛行機は新潟空港に緊急着陸。空港係員の説得を受け、奥野被告は降機しました。
■1審は威力業務妨害・暴行・航空法違反の各罪の成立を認定
(略)
■控訴審でも無罪主張 「マスク拒否おじさん」「マスパセ」名乗り主張をSNS等で発信
奥野被告は「まるで中世の魔女狩り裁判で、粗悪な判決だ」などとして控訴。今年8月の公判でも、「現場の乗務員が『マスクをしない客を降ろしたいという意思をもって、そして降ろした』というのが真相だ」「暴行も明白な冤罪」などとして、改めて無罪を主張していました。
また、奥野被告は「マスク拒否おじさん」「マスパセ」と名乗り、書籍やSNSを通じて自身の主張の発信を続けていました。
判決は控訴棄却…言い渡し後「おかしい!法壇から下りなさい!」と裁判長に詰め寄る
大阪高裁は10月30日、「航空機では、いったん安全運転を妨げられると大惨事につながり、安全確保の必要性は他の交通機関より格段に高い」として、機長や客室乗務員の対応を是認。「客室乗務員の記録には一貫性がある」「判決内容に影響を与える事実誤認はない」などとして、奥野被告の控訴を棄却しました。
判決言い渡しの間、奥野被告は何度も首をかしげながら、裁判長の言葉を聞いていました。
さらに言い渡しが終わると、奥野被告は証言台の前の席から立ち上がり、「司法を歪める裁判長はおかしい!法壇から下りなさい!」と裁判長に詰め寄りました。
■判決後の取材でも奥野被告は憤りあらわに
判決後に取材に応じた奥野被告は「強い憤りを感じる」などと判決への不満を示しました。
奥野淳也被告
「ここまでひどい、レベルの低い判決が日本の裁判所で出るということに驚きました。こちらの控訴趣意と判決内容とが全くかみあっていなかったです。強く憤りを感じています。本来であれば法壇を下りる人です。何の検証もなく、推測や妄想に過ぎない判決に強い驚きを感じています。無罪が出ると思っていましたので、上告ということは考えていなかったですけど、十分に検討したいと思います」
10/30(月) 18:52 MBSニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/dce399804a5139eee327c99a9fa3723f512d85ac?page=1
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/t/amd-img/20231030-00010006-mbsnews-000-21-view.jpg
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https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1698645437/
引用元: ・【マスク拒否おじさん】控訴棄却に怒り 裁判長に詰め寄り「おかしい!法壇から降りなさい!」…最高裁への上告検討 [ばーど★]