【旧ジャニーズ】元Jr.橋田康さん、性被害補償に思い 「抑止の為にも『普通』ではない水準の金額で対応が必要」

元Jr.橋田康さん、性被害補償に思い「抑止の為にも『普通』ではない水準の金額で対応が必要」

旧ジャニーズ事務所（現SMILE－UP.）の創業者ジャニー喜多川氏（19年死去）からの性加害を明かしている元ジャニーズJr.の橋田康さん（38）が30日、X（旧ツイッター）を更新。

同事務所が設置した「被害者救済委員会」のヒアリングを受けたことを報告し、補償などに関して自身が委員会側に伝えた内容を明かした。

橋田さんは「27日は被害者救済委員会のヒアリングでした。あくまで僕が感じた印象ですが　11月から救済等スタートしていく上で1人でも多くの方が納得できるよう柔軟な思考でいようとしてくれているんだなと感じました」と、ヒアリングを受けた感想をつづった。

自身は同委員会側に「僕個人はお金の事で揉めたり戦ったりする気はない」と伝えた上で、「日本での性加害、児童虐待などの抑止の為にも『普通』ではない水準の金額で対応していく事が必要だと思うとも伝えました」という。

「どこまで汲み取って頂けるかはわかりませんが、仮に自分への補償が低かったとしても　僕よりもっと苦しい日々を過ごしてきた人達にしっかりその補償が行き届きますように…」と思いをつづった。

被害者への補償については「弁護士の方と対話していても思ったんですが　お金で解決できる問題じゃない。けど、1つの区切り　決着として必要な事なんだと思います」と橋田さん。

一方で、「被害者だからと何でも要求していいとも思いません」との考えを示し、「被害に遭った方は1人や2人じゃない。皆が少しでも救われるよう補償される側も補償する側もきっと苦しみからすぐに解放されるわけじゃないと思います。だからこそ被害者の方もほんの少しだけでも歩み寄る気持ちが持てたら色々な人が前を向く結果に繋がるかと」とつづった。