【甲府殺人放火公判】ナタで襲われ姉と逃げた次女「幸せが崩れるって、こういうことを言うんだね…」

甲府市で２０２１年に発生した殺人放火事件で、殺人罪などに問われた同市の無職の男（２１）の裁判員裁判の第７回公判が２日、甲府地裁（三上潤裁判長）であった。殺害された男性（当時５５歳）夫婦の長女と次女の供述調書などが読み上げられ、２階から逃げ出す状況や通報の様子が示された。

調書は事件翌月の１１月に作成された。２階で寝ていた長女は、男にナタで襲われた次女に危険を知らされた。長女は隠れても見つかると思い、「とにかく２階から飛び降りて」と言い、２人は１階の窓の上に足をかけて飛び降りた。

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https://www.yomiuri.co.jp/national/20231102-OYT1T50237/