元ジャニーズジュニアの男性が被害届 「売名」「金目当て」「うそつき」などと誹謗中傷を受け ジャニー喜多川氏による性加害問題で被害を訴え
ジャニー喜多川氏による性加害問題で、被害を訴えている元ジャニーズジュニアの男性がSNSなどで誹謗中傷を受けたとして3日、大阪府警に被害届を出しました。
被害届を提出したのは大阪府に住む元ジャニーズジュニアで、ジャニーズ性加害問題当事者の会に所属する二本樹顕理さんです。
被害届の提出にあたり二本樹さんは報道陣の取材に応じ次のように話しました。
「私自身、今年5月ごろから旧ジャニーズ性加害問題の告発活動を始めました。最初は週刊誌で実名と顔を出して証言するという形で行いました。そこから数多くの誹謗中傷を受けるようになりました。7月にジャニーズ性加害問題当事者の会結成に至りましたが、当事者の会にも誹謗中傷が多く届くようになりました。そうしたいきさつを踏まえ、5月ごろから今に至るまで受けてきた誹謗中傷の数々、主に旧ツイッター・X、YouTube、ヤフーニュースのコメント欄、当事者の会のホームページを経由しての代表メールアドレスに届くものなど、たくさんの誹謗中傷、こうしたものを網羅的に集めて大阪府警に提出することになりました」
■「性加害を受けたのにタレントになれなかった負け犬」とまで言われ…
二本樹さんによると誹謗中傷の内容は「売名行為だ」「うそつき」「金目当て」「性加害を受けたのにタレントになれなかった負け犬」「性加害を受けて優遇されたのに何を今さら…」といったもので、「道を歩くときは気をつけろ」などと傷つけることをほのめかすものもあり、身の危険を感じることがあるということです。
二本樹さんは「性加害の話をするだけでもつらいのに、追い打ちをかけるように誹謗中傷されると二重に苦しい。声を上げたい人が、声を上げにくくなる状況になると思いますし、本当にやめていただきたいと申し上げたい」と話しました。
二本樹さんは今後、刑事告訴も検討しているということです。
引用元: ・元ジャニーズJr.の男性が被害届提出… X、YouTube、ヤフコメなどで 「売名」「金目当て」「うそつき」など誹謗中傷を受け [冬月記者★]