宝塚歌劇団ファン・山里亮太、団員死亡についての緊急会見に「もっとしっかりしてほしかった」「ショーの裏にこんなことが…ショック」

お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が15日、自身がMCを務める日本テレビ系「DayDay.」（月～金曜あさ9時～）に出演。14日、宝塚歌劇団が9月末に団員が死亡した問題について、兵庫県宝塚市内で実施した緊急会見について言及した。

宝塚歌劇団のファンでもある山里は「すごいショーの裏にこんなことがあったっていうことを知ってしまったショックもあるし。でも今が変わらなきゃいけない時だっていう風に感じた」とコメントした。

しかし「遺族側と宝塚側の会見の差を見ると、ジェンヌさん（劇団員）たちが楽しく本当に素晴らしいショーを好きな宝塚で一生懸命やるっていう会社に変わっていくというふうには正直宝塚側の会見では感じられなかったので、もっとしっかりしてほしかった」と本音を明かしていた。

同会見では、団員の問題について宙組所属劇団員62人、元劇団員1人、理事長を含む劇団役職員7人、阪急電鉄役職員4人の計74人にヒアリングを実施したことを外部チームが報告した。

一部報道にあったいじめやハラスメントは確認できなかったとしたが、「故人の舞台にかける思いを劇団がサポートできなかったこと、ともに歩んできた大切な仲間である故人を守れなかったこと、大変重く受け止めており、組織の長として深く反省しております」として、劇団の木場健之理事長が、12月1日をもって理事長を辞任すると発表した。一方で、遺族側の会見では、いじめやハラスメントの事実はあったと主張し、11月末までに対面交渉を行う予定だとしている。