九州電力 約290万件の顧客情報 子会社から閲覧できる状態に

2023年11月30日 7時29分

　九州電力は、およそ290万件に上る顧客情報が10月までの1年半余りにわたって子会社から閲覧できる状態になっていたと発表しました。現時点で子会社以外への情報漏えいはないとしています。

発表によりますと、九州電力では、法律に基づいて適正に取り扱うべき顧客情報が、10月25日までの1年半余りにわたって、子会社の「九州電力送配電」から閲覧できる状態になっていたということです。

（略）

件数はおよそ290万件に上り、これまでに子会社の社員223人が電力の利用状況を把握するためにアクセスしていたということです。

九州電力がシステムの設定を誤っていたのが原因ですが、現時点で子会社以外への情報漏えいはないとしています。

電力大手を巡っては、去年12月以降、子会社を通じて競合他社の顧客情報などを不正に閲覧していた問題が明らかになっていて、経済産業省は各社に対し、業務改善命令を出しました。

今回の事態は、一連の問題のあと、子会社からの連絡を受けて確認したということです。

九州電力は、政府の個人情報保護委員会に報告した上で「お客さまにご心配とご迷惑をおかけし、深くおわび申し上げます。該当するお客さまには準備ができしだい、個別にお知らせします」とコメントしています。

※省略していますので全文はソース元を参照して下さい。

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https://www.kyuden.co.jp/press_h231129b-1.html

https://www.kyuden.co.jp/press_h230929b-1.html