「この時期は冬眠直前なので、本来であれば体脂肪をつけて太っていないとまずいが、そうは感じなかった。たくさん食べないといけないが、十分にできていない。そのため人里に出てきてしまった可能性が高い」(北海道大学大学院 獣医学研究科 坪田 敏男 教授)
例年だと11月下旬には冬眠に入ると言われているクマですが、2023年は異変が相次いでいます。
木にクマが背中をこすりつけています。
自分の臭いをつける「背こすり」という行為です。12月1日、北海道知床の羅臼町で撮影された映像です。
林の中を悠々と歩きまわるクマの映像も。12月3日に、やはり羅臼町で撮影されました。
猟友会の桜井憲二さんによると、羅臼町内に設置した自動撮影カメラには異なる3頭のクマが映っていたといいます。
この時期にクマが出没する背景は。
「冬眠に入るタイミングが遅れていると思う。2023年は極端に餌が足りていないので、このままでは冬眠に入ると命の危険がある。ぎりぎりまで餌を探しているパターンが考えられる」(北海道大学大学院 坪田 教授)
2023年9月には、同じ羅臼町でガリガリに痩せこけたクマが撮影されています。
クマの餌となるドングリの不作や、サケ・マスの遡上が少なかったため、餌を十分に食べることができなかったとみられています。
「夏から秋にかけてクマの餌が不足していたのは間違いない。極端に食べられなくて体脂肪を蓄えられなかったクマは、冬眠中に死んでしまう可能性も」(北海道大学大学院 坪田 教授)
2023年はクマの冬眠に大きな異変が起きているようです。
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北海道ニュースUHB 2023年12月5日 火曜 午後8:00
https://www.fnn.jp/articles/-/625558
引用元: ・【北海道】痩せたクマが市街地に出没 例年なら冬眠している時期なのに…背景に極端な餌不足 このまま冬眠に入ると餓死も [ばーど★]
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安倍の頃から適当になったよな