6日の東京株式市場で日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発し、前日比670円08銭(2.04%)高の3万3445円90銭で終えた。日経平均は前日に3週間ぶりに3万3000円を割り込んだが、日米の長期金利低下を手がかりとして株価指数先物が買い戻され、値がさ株を中心に幅広い銘柄に押し目買いが入った。日本時間6日午後の取引で米株価指数先物が堅調に推移したことも投資家心理を支えた。
前日の米長期金利はおよそ3カ月ぶりの水準に低下した。高PER(株価収益率)銘柄が多い米ハイテク株の買いを誘い、ナスダック総合株価指数が反発した。東京市場でも東エレクなど半導体関連銘柄が買われた。ファストリなど前日に売られた値がさ株に買いが入り、日経平均を押し上げた。米金利低下を受け、日本の長期金利が8月中旬以来の低水準となったのも支援材料だった。
日経平均は前日までの3営業日で700円余り下げていた。足元の国内企業業績などが好調にもかかわらず、日本株は短期的に下げすぎとの見方が多く、値ごろ感に着目した買いが入りやすかった。5日発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が好不況の分かれ目となる50を上回り、米景気懸念が和らいだのも追い風だった。株価指数先物には朝方の買い戻し一巡後も断続的な買いが入り、午後もじり高の展開だった。
東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発し、44.51ポイント(1.90%)高の2387.20で終えた。JPXプライム150指数も3営業日ぶりに反発し、終値は21.08ポイント(2.03%)高の1058.07だった。
東証プライムの売買代金は概算で3兆5298億円。売買高は14億3245万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1540と、全体の9割強を占めた。値下がりは95銘柄、横ばいは25銘柄だった。
アドテストと信越化が上昇した。レーザーテクとソニーGの上げも目立った。一方、資生堂と横河電、京王は下落した。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
2023年12月6日 9:11 (2023年12月6日 15:26更新)
日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB00003_W3A201C2000000/
引用元: ・【株価 12/06】日経平均反発、終値は670円高の3万3445円【前日比670円08銭(2.04%)高】 [エリオット★]
ゼロ金利を解除すれば日経は崩れる
しかしゼロ金利を続けているところに不況がやってくるとまた長期低迷してしまう
日銀は恐らく後者(なにもしないこと)を選んでる。ゼロ金利放置で不況が来たら野となれ山となれ
円安も株の短期的な値動きも、ほぼ日米金利差(中央銀行の采配)でほぼ決まるのに、
事象に対して自身の主義主張で理由付けしたがる連中がいるから見誤る