【移民問題】「増やしたくないけど必要」　極右台頭する欧州が悩む移民のジレンマ

ポーランドなど東欧や日本を含む東アジアに比べ、移民や難民を幅広く受け入れてきた西欧や南欧で今、反移民を訴えるポピュリスト政党が勢いを増し、移民流入を抑制する動きが急速に強まっている。ただ、そうした国々も近い将来には少子高齢化による生産年齢人口の急減が待ち構えており、外国人労働力確保の必要性も同時に議論している。抱えているのは「移民受け入れを増やしたくない」が「必要だ」という同じジレンマだ。

欧州では今年、アフリカや中東から流入する移民・難民が急増し、2015年の難民危機の再来が懸念される。

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https://mainichi.jp/articles/20231207/k00/00m/030/344000c