青葉真司被告、最高峰の治療を受け一命を取り留め、自分が生き延びたことを受け止めたときに「顔が思い浮かんだ、京アニ女性監督の」

被告「それは思っております」

遺族「これから事件に向き合い、自分の行ったことを反省、猛省して、できれば再発防止に協力する？」

被告「分かりました。それは分かりました」

別の犠牲者遺族の代理人「（以前の公判での）検察官の質問の際、自分がどこまでのことをしたのか自分の中で精神的苦痛を伴う、逃げている、と言った。あえて被害者のことを考えてこなかったという意味か」

被告「そういう側面もございます」

代理人「新聞などで被害者の心情を知ろうとしたか」

被告「弁護士から送られた資料は一通り目を通した」

代理人「一人一人に顔がある、生活がある、家族があるというのは、具体的にどういうイメージを想像しているのか」

被告「今回意見陳述で聞いた具体的な意見。そこまで想像できていなかった」

代理人「この法廷で、救助にあたった方や消防士の方が建物から遺体を発見したときの様子などを鮮明に話された。どんな思いで聞いた」

被告「やはり、それだけの被害者が出たのかという思い」「（被害の詳細を知り）絶句した記憶がある」

代理人「あなたは最高峰の治療を受けて、一命を取り留めた」「その一方で、その治療を受けられず亡くなった方もいる。生きのびたことの受け止めを聞きたい」

被告「やはり、いろいろな方の顔が浮かんだというのがあります」

代理人「具体的には」

被告「（被告が一方的に恋愛感情を抱き、その後恨むようになった京アニの）女性監督（実名）になります」

https://www.sankei.com/article/20231206-VTSC6KTNS5KXHO3K6W3D4AP72M/