近鉄橿原線　踏切で電車と車が接触　車を運転の高齢男性が死亡　乗客２人も体調不良で救急搬送

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近鉄橿原線の踏切で電車と車が接触　車を運転の高齢男性が死亡　乗客２人も体調不良で救急搬送　警察などによりますと、20日午前7時40分すぎ、奈良県田原本町宮森にある近鉄橿原線の踏切で、電車と車が接触する事故があり、車を運転していた高齢男性が死亡しました。事故があったのは近鉄橿原線・笠縫駅近くの踏切で、午前7時40分すぎ、「車と電車の接触です」と目撃者から警察に通報がありました。

衝突したのは橿原神宮前駅に向かっていたの普通電車と軽自動車で、消防によりますと、これまでに軽自動車を運転していた70代とみられる高齢男性が意識不明の重体で病院に搬送されましたが、搬送先の病院で死亡が確認されました。

警察によりますと、軽自動車は踏切の前でいったん停車した後、遮断棒を押し上げゆっくり踏切内に進入したということです。

また電車には乗客が約200人いましたが、30代の女性と70代の女性2人が体調不良を訴え、病院に搬送されています。乗客らは、電車から降りて最寄り駅まで線路を歩いて移動したということです。

近鉄橿原線は、平端～橿原神宮前の上下線で一時運転を見合わせていましたが、午前10時すぎに運転を再開しました。この事故により、約1万5000人に影響が出たということです

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