◼薬剤師不足に悩む病院 内定者ゼロの年も
藤枝市にある市立総合病院。この病院でも、薬剤師不足が大きな課題となっている。
藤枝市立総合病院・毛利博 事業管理者:
この病院で今28人くらい常勤の方が働いていますけども、今それではかなり業務的に厳しいものがある
薬剤師が不足する中、求められるのが人材の確保だ。しかし、毎年最大3人程度の薬剤師を募集しているものの定員に達しないケースが多く、2022年の内定者は2人、2021年に至ってはゼロだった。
藤枝市立総合病院 薬剤師・緒方有希さん:
2023年の新卒で言うと1人入職をしてくれてはいますが、1人だとまだ欠員がある状態ではあるので、もう1人~2人欲しいかなというのが現状です
◼病院の勤務は夜勤などがあり体力的に負担がかかる。
さらに最近では医師の負担軽減のため業務の一部を薬剤師が担うこともあり、より負担が増している。
ただ、緒方さんは「病院の薬剤師として働くことは大きなやりがいがある」と話す。
藤枝市立総合病院 薬剤師・緒方有希さん:
病院で働くと医師や看護師、その他のコ・メディカル(医療従事者)の方と直接会って話をする機会がとても多いです。その分、顔がわかる関係で対等な立場で話すこともできるし、医療の中心に自分が入っていけるというのは大きな魅力だと思います
◼薬学部生に進路希望を聞いてみると…
静岡県内で唯一、薬学部がある静岡県立大学。4年生に現在の進路希望を聞いてみると…。
病院への就職を目指す学生:
他の職種の看護師や医師などとチーム医療で治療できるのがいいところかと
薬局への就職を目指す学生:
薬局で働く方が、より地域の人と密接に接することができると思うので、そういう点はメリットに感じている
製薬会社への就職を目指す学生:
病院等は忙しそうというのもあるし、夜勤等で自分の時間が取りづらいのかなというのがあって
◼労働環境ではなく待遇面が要因?
県立大学ではここ数年、学生の進路先が病院よりも薬局やドラッグストアの方が多い傾向にあるという。大きな理由の1つが初任給だ。
静岡県立大 薬学部・賀川義之教授:
初任給で考えた場合、薬局薬剤師あるいはドラッグストアの薬剤師になった場合は病院薬剤師と比べて年収で100万円以上の差がつく場合がある。学生時代に奨学金を貸与されて勉学している学生にとってはその100万円の差というのはかなり大きいのではないか
続きは
https://news.yahoo.co.jp/articles/67ac70dfa608d6d6a2488973b5b27069794570d1
引用元: ・病院の薬剤師が足りない!薬局やドラッグストアと比べ年収100万円以上の差… “リアル”な現実 静岡 [煮卵▲★]
あいつら病院に引っ張っていけよ
元々金ある家の子じゃね