高田延彦が裏方引退、現役復帰か

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RIZINキャプテンの高田延彦が21日、自身のインスタグラムで『RIZIN』から離脱することを発表。それを受けてRIZIN榊原代表が自身のXにて「先日二人でお話をさせていただき、今回のアナウンスとなりました」と、続けて自身の想いをつづった。高田氏は「私髙田はRIZINを離れます。昨日、代表とのコンセンサスが完了、これをもって正式にRIZINから離れます。私の要望を快く受け入れてもらい何よりです。皆さん、これまでありがとうございました。大晦日は呑みながらライブ配信を楽しむかな」と正式な離脱を発表。

その後、榊原代表はその想いを自身のXに「2015年の旗揚げから、もっと言えばPRIDE.1から共に格闘技を創り上げ、震えるほど分かり合ったり、時には気持ちがすれ違ったり、本当に苦楽をともにここまで歩んできました。私をはじめRIZINのスタッフ達は、今年の大晦日までやっていただき、そこで卒業という形も提案をしましたが、髙田さんはそんな大袈裟にする必要はないとのお考えで、我々もそれを受け入れることとなりました」と高田氏の決意の固さを述べた。

そして「正直、寂しい気持ちではありますが、これが今生の別れではなく、RIZINを離れても食事をしたりする関係は続け、また違った形での仕事での関わりも提案させていただきたく思っています。これからも髙田さんに常に誇らしい気持ちを持っていただけるよう、私は変わらずこのRIZINに人生を捧げ全力で盛り上げ、磨いて行きます！」と高田氏離脱後もRIZINにさらに邁進していくことを誓った。

高田氏は97年のPRIDE.1でヒクソン・グレイシーと戦い、2002年の11月の田村潔司戦で引退。PRIDEでは統括本部長も務めた。PRIDEは2007年に消滅したが、2015年にRIZINが発足。高田は再び統括本部長も務めたが、2018年のRIZIN.14をもって統括本部長の任から離れ、RIZINのご意見番に。2020年のRIZIN.22よりキャプテンに就任していた。

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