さまざまな場所に設置されているコインパーキングは、場所によって料金が異なりますが、その料金はどのように決められるのでしょうか。また、日本で1番料金が高いコインパーキングは、どこにあるのでしょうか。出先でクルマを駐車したいときに利用するコインパーキングは、場所によっては料金が高く設定されており、気がついたら驚くような金額に積み上がっていることも少なくありません。
最近では「うっかり駐車して1万円、2万円という料金になった」などというSNSの投稿が話題になっています。
コインパーキングの料金は、地価や需要などにより設定されるので、総じていうと都市部に近づくほど高くなります。さらに、同じエリアでも、駅前や繁華街など想定利用者数の多い場所はより高くなる傾向があります。
そんなコインパーキングの料金形態ですが、どのように決められているのでしょうか。
日本パーキングビジネス協会の担当者は、次のように話します。
「各コインパーキングの料金形態は、協会が決めることや、料金の指定をすることはないので、各事業者が決めています。
周りの相場や立地条件を踏まえて決めており、その料金設定で入りが悪ければ下げることもあります。それぞれが独自の状況に応じて設定しているということです。
日本で料金が高いコインパーキングのエリアは、銀座が全体的に1番かと思います。1時間3500円などの場所もあり、周辺も都市部中心ということで全体的に値段が上がっています」
このように、各地域の相場などによってコインパーキングの値段は決められているようです。また、その料金の内訳は、駐車場の運営形態によって変わります。
運営会社が駐車場の土地を借りている場合は、料金の中に土地賃料が含まれているでしょう。チェーン展開している駐車場であれば、そこにさらに加盟料も入っているはずです。このことから、最も安いのは、地代も加盟料もかからない、地主が単独で運営する駐車場ということになります。
いずれにしても、各事業者は地域や近隣の状況によって、個別に料金を設定しています。同じ地域であっても、場所によってコインパーキングの料金が違うのは、こうした背景があるからです。
それでは、日本イチ料金の高いコインパーキングは、どこにあるのでしょうか。
最も地価が高く人口も多い東京都内の相場は、10分で100円から300円、1時間にすると600円から1800円ほどです。しかし、一等地となるとその料金は跳ね上がり、目を疑ってしまうような料金設定も珍しくありません。
◼都内は1時間で3300円!? さらに東京じゃない場所では「20分ごとに3000円」という場所も…どこ?
たとえば、東京都の銀座6丁目にあるコインパーキングは、10分で550円。1時間で3300円、2時間で6600円となり、最大料金の設定はありません。軽く買い物しているだけで、たちまち加算されていきます。
銀座6丁目は高級ブランドの路面店などが並ぶエリアということもあり、駐車料金が高くなってもしかたないといえそうです。
また、数年前には、渋谷一丁目に、なんと10分600円という料金設定のコインパーキングがありました。
ほかにも、目黒駅や神保町駅周辺では、1時間あたりの平均額が1000円以上とかなり高額に設定されているようです。
このように、東京都の中心部にあるコインパーキングは、同じ都内で見てもかなり相場を上回っていると言えます。
一方、東京ほど地価は高くなくても、特殊な状況によって驚くべき料金が設定されていることもあります。
沖縄県にある「ローソン県立芸術大学前店」のコインパーキングはそのひとつです。
店舗の買い物客は30分までは無料ですが、それ以上になると、6時から22時間は20分ごとに3000円という料金が発生します。これは銀座のコインパーキングの3倍にあたります。
このローソンは首里城のすぐ近くという立地で、観光客が長時間駐車してしまうことから、あえて高額な料金を設定しているといいます。
そのほかにも、福岡PayPayドームに隣接する商業施設「MARK IS 福岡ももち」の駐車場では、ドームの状況に応じて料金が高くなる仕組みです。ドームのイベント開催中は、通常料金に7000円という特別料金が加算されます。
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便利なコインパーキングですが、場所によっては予想外の料金が発生してしまうことがあります。事前にしっかりと料金を確認しておくことが大切です。
くるまのニュース
2023年12月24日 9:10
https://news.yahoo.co.jp/articles/055b4f57f1f3d45d354348ba2391fe78bf1c4bd9
引用元: ・【くるま】日本で1番高い「コインパーキング」はどこ? 東京以外で「20分毎3300円」も存在!? [煮卵▲★]
数時間で6万とか出てビビったわ
10分800円とか見かける