【渋谷】ハチ公封鎖　大みそかも厳戒態勢

　東京都渋谷区は26日、年末年始の渋谷駅周辺地域の安全対策を目的に、12月31日午前6時から1月1日午前1時（予定）まで、世界的な観光スポットの「忠犬ハチ公像」周辺に仮の囲いを設置すると発表した。　ハチ公像に囲いが行われ「封鎖」されるのは、大混雑が予想された今年10月31日のハロウィーン前後に行われて以来。ハロウィーン期間中は10月28日朝から11月1日朝まで、ハチ公像の周辺に仮囲いが設置されて白い幕がかけられ、見物ができないようになった。

渋谷区はすでに、31日の大みそかから1月1日の元日にかけて、スクランブル交差点周辺に大勢の人が集まる恐れがあるとして、カウントダウンイベントの中止を、長谷部健区長名で発表している。

また、今年8月に「迷惑路上飲酒ゼロ」宣言したことに伴い、「渋谷駅周辺地域の安全で安心な環境の確保に関する条例」に基づき、一部エリアでの路上飲酒を、31日午後6時から1月1日午前5時まで禁止する。昨年に比べ5時間延長したとしている。

さらに、通常は午前0時まで行われているスクランブル交差点周辺の大型ビジョンの放映を31日は午後11時で停止する。

今年はインバウンドの増加で、海外からの観光客を含めて大勢の人が渋谷駅周辺に集まることも予想されるが、区側はハロウィーンに続いて、大みそかも厳戒態勢で臨むことになりそうだ。

12/26(火) 15:46　日刊スポーツ
https://news.yahoo.co.jp/articles/cb7e15e4d3909718f269581ee813bf513497b4c7