【MLB】ドジャースが正式発表、山本由伸と１２年契約…会見はきょう午前８時から

中日スポーツ　12/28(木) 5:05ドジャース移籍が決まった山本由伸
大リーグ、ドジャースは２７日、オリックスからポスティングシステムを利用した山本由伸投手（２５）と１２年契約を結んだと発表した。米メディアによれば、契約内容は総額３億２５００万ドル（約４６３億円）。６年目終了時と９年目終了時には、契約を途中で破棄できるオプトアウトが付帯している。入団会見は同日午後３時（日本時間２８日午前８時から）。

今オフ、ドジャースは大谷翔平選手とスポーツ史上最高額の１０年総額７億ドル（約１０１５億円）で契約。大谷が９７パーセントを後払いにする異例の契約を結んだため、ドジャースは年俸総額に柔軟性ができ、山本獲得資金に注ぎ込むことができた。

山本の大リーグ移籍を巡っては、日本で圧倒的な実績を誇る山本が２５歳と若く、大リーグ全体が先発不足で需要が高まっていることもあって契約額が高騰。ドジャース、ヤンキース、メッツ、ジャイアンツなど資金力があるチームが争奪戦に参加したことも相まって、まだ１球も投げていない投手が、投手史上最高の契約額を手にする流れとなった。

山本は宮崎・都城高から２０１７年にドラフト４位でオリックスに入団。プロ２年目はチーム事情で救援投手を務めたが、１９年から先発として台頭。日本球界７年で、通算７０勝２９敗、防御率１・８２。最多勝、防御率、勝率、奪三振とここ３年連続「投手４冠」を達成し、満を辞してメジャーに渡ることを決めた。

中日スポーツ
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